三国一の読書野郎※195
ノンストップ・エログロ・ナンセンス・ミステリ
新堂冬樹の「君が悪い」。なんでも人のせいにする中年中学教師が犯す、殺人の連鎖を狂気と笑いに満ちてつづる。まあ、いわゆる「読むマンガ」。ノンストップ・エログロ・ナンセンス・ミステリと私は名付けるね。
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君が悪い (光文社文庫 し 31-5) 著者:新堂 冬樹 <口上>竹林英太(たけばやしえいた)は中学教師。真面目な性格でなにごとにも一生懸命、自分ではお人好しだと思っている。そんな彼が恋をした。離婚してから初めての、本気の恋だ。しかし、スナックのホステス・桃華(ももか)との恋路には、粗暴な常連客が立ち塞がっていた。彼女を、そして二人の未来をまもるために、竹林は行動に出る。…それが、延々と続く地獄絵図の始まりだった。世間を震撼させるような殺人犯も、一皮剥けば、きっとこんなもの。圧倒的なリアリティで迫る、純犯罪小説の白眉。 |
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