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三国一の読書野郎※152

革命とは若い血を流すものだ

 フランス革命の流れを知りたくて佐藤賢一の「フランス革命の肖像」を読む。ルイ16世からロベスピエール、ナポレオンまで、フランス革命の登場人物のカラー肖像画が掲載されていて、「へえ~、こんな顔していたんだ」とイメージが結びやすくなるのである

フランス革命の肖像 (集英社新書ヴィジュアル版) Book フランス革命の肖像 (集英社新書ヴィジュアル版)

著者:佐藤 賢一
販売元:集英社
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<口上>世界史上、これほど多くの曲者たちが登場した時代はない。マリー・アントワネット、ルイ十六世、ミラボー、ロベスピエール、ダントン、サン・ジュスト、マラ、ナポレオンといった「主役」だけではなく、一般には知られていない「端役」に至るまで、その人生遍歴は大河小説をも超えるドラマである。そして、居並ぶ肖像画の一つ一つに、巨大な歴史の影が何と色濃く刻印されていることか。本書は、西洋歴史小説の第一人者が、フランス革命史に登場する有名無名の人物たちの肖像画およそ80点を取り上げ、彼ら彼女らの人物評を軽妙な筆致で描いたユニークな一冊である。まさに、人の顔に歴史あり。

<双子山評定>かつて、革命を渇望していた私は、フランス革命にも、多少の知識はあったはずだが、いまではすっかり忘れ去っていたことが分かった。

それはともかく、フランス革命の登場人物の多くは、30代でギロチンの露に消えている。革命は若き血を欲する。

ロベスピエールが意外と童顔だったり、ルイ16世が利発そうだったりと、人の顔と、その成したこととの間に相関関係は、多分ない。しかし、顔はまた、人であることも事実なのだ。

肖像画で歴史を振り返る。斬新な企画ではないか。佐藤賢一だからこそ書き得た一冊。それぞれの専門家により、「ロシア革命」「名誉革命」「アメリカ独立戦争」などと展開すれば、実に面白いシリーズになるだろうに。

→☆☆☆☆

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