三国一の読書野郎※181
私は句会に出たい
俳句という「第二芸術」、言葉を磨く鍛錬にはなると思う。意識して、句作したことはないが、ふとしたことから口から「五七五」が漏れていることも、ある。
長谷川櫂の「句会入門」が面白かった。実際の句会を通じて、俳句に親近感が抱ける仕掛けになっている。
句会入門 (講談社現代新書) 著者:長谷川 櫂 <口上>俳句がうまくなりたい人必読の実践的俳句入門書。一人でひねっているだけではなかなか上達しないのが俳句。本気で上達したければ、先生のいる句会に行くのが一番。本書は著者が主宰する句会の実録をもとに、書き下ろしの「句会の心得」を加え、句会とはどういうものか、どうすれば句がもっとよくなるかを具体的に解説。これから句会に行きたい人、必読。すでに参加している人は、自分の句会を見直すいい機会に。ちょっとのぞいてみたい人にも楽しめる「読む句会」。 <双子山評定>著者は東大法学部を出て読売新聞の記者になるも退職し、句作に専念している人。 この新書の良いところは、実に具体的に、「句会」をノウハウを示しているところだ。実践的なのである。 しかしまあ、俳句というのは師匠ー弟子関係の厳しいところですね。まあ、「この先生ダメだな」と思ったらその結社を辞めてしまえばいいだけだけど、この「結社性」というのが、実に俳句的であるね。 などということが、この新書を読むと、よくわかる。 私も句作をしてみたくなった。句会に出たくなった。いわもっちゃん当たりが、句会をしているらしいが・・・ →☆☆☆★ |
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