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三国一の読書野郎※183

私は脱原発を支持する

 佐野眞一の「津波と原発」を読むと、気が重くなってくるが、しかし、読まざるを得ない一冊であると思う。もはや、下手な希望を語るよりも、現実を見るしかないんだ。そこから、復活していくしかないんだ。

津波と原発 Book 津波と原発

著者:佐野 眞一
販売元:講談社
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<口上>緊急取材・書下ろし400枚。東日本大震災ノンフィクションの決定版。日本の近代化とは、高度成長とは何だったか? 三陸大津波と福島原発事故が炙り出す、日本人の精神
ノンフィクション界の巨人が挑む。
■三陸に住んでいたゴールデン街の名物オカマの消息
■日本共産党元幹部の「津波博士」はどこへ?
■正力松太郎・天皇・原発のトライアングル
■江戸時代、飢饉で荒廃した地は、陸軍の飛行場を経て、堤康次郎が土地を買収し、福島原発となった。
『東電OL殺人事件』で東京電力の実相を暴き、『巨怪伝』では原発を日本に導入した正力松太郎を活写した佐野眞一が、3・11の真実を描く!

<双子山評定>この人の行動力は相変わらずだ。この本の刊行と軌を一にするように、最近、「東電OL殺人事件」でも、再審の可能性が出てきたのは、偶然だろうか?

同じエネルギー関連労働なのに、炭鉱労働者は文化を築いたが、原発労働者にはそれがない。なぜか?

やはりどこかで、誰もが、原発の安全神話などは虚構であるということが分かってしまっているからだろうか?

人間が制御できないエネルギーなのに、経済発展という目的のため、目をつぶってしまった。原発が立ったのは、貧しい地域で、結局は札びらで横っ面をひっぱたいたのだ。

津波で家を奪われたものは、多くを語ったが、原発事故避難者は口数が少なかったと佐野は言う。原発に、再生・復興の物語は存在しないのだ。

もはや、脱原発の姿勢を示すことしか、わが国のためにはない。そう、思う。

→☆☆☆★



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