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三国一の読書野郎※155

浅田次郎、面白くねえぞ

 新潮文庫から出た浅田次郎の「夕映え天使」を読む。「泣かせの次郎」のこと、人情小説を楽しませてくれると思ったら、とんでもねえや!

夕映え天使 (新潮文庫) Book 夕映え天使 (新潮文庫)

著者:浅田次郎
販売元:新潮社
発売日:2011/06/26

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<口上>東京の片隅で、中年店主が老いた父親を抱えながらほそぼそとやっている中華料理屋「昭和軒」。そこへ、住み込みで働きたいと、わけありげな女性があらわれ…「夕映え天使」。定年を目前に控え、三陸へひとり旅に出た警官。漁師町で寒さしのぎと喫茶店へ入るが、目の前で珈琲を淹れている男は、交番の手配書で見慣れたあの…「琥珀」。人生の喜怒哀楽が、心に沁みいる6篇。

<双子山評定>アマゾンのレビューではずいぶんと点が甘いが、どうなってんだ? 全然、面白くないじゃん。かっての浅田次郎なら、もっと泣かせてくれたぜ。

どの話も、どうも「寸止め」感が強い。振り切れていない。それは浅田次郎の「慣れ」から来るところだと思う。かつては全力を出しすぎ、やりすぎた感もあったが、「この塩梅で」というツボを覚えてしまったのではないか。

人情噺といえば、重松清らのライバルも多いから、大変なのだろう。ならば、変に熟達のふりはせず、もっとストレートにやればいいのに。

→☆☆

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