三国一の読書野郎※120
スリリングな「北の中世」
この本も、函館・津軽旅行の最中に読んでいて、はまりました。網野善彦・石井進・福田豊彦らによる対談集「沈黙の中世」です。
沈黙の中世 (平凡社ライブラリー) 著者:網野 善彦,石井 進,福田 豊彦 <口上>文献史料が沈黙する空白を破って、発掘された遺物や遺構が、見慣れぬ歴史世界を鮮やかに示す。三人の中世史家は胸躍らせて、未踏の問題領域を、その巨大さを議論しあう。埋められた銭の不思議さ、列島の枠を超えて異域と通じ合う北の世界の意想外の豊かさ、鉄の技術とかかわる地域と文化の変容の深さ―都市、交通、富、遍歴…、多様な問いをえぐりだすいまなお先鋭な問題提起の書。 |
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