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三国一の読書野郎※109

ビターなコージーミステリー

 若竹七海の葉崎シリーズ「古書店アゼリアの死体」を読了。テンポ良い展開で相変わらず、読ませてくれます。

 <口上>勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。 不幸のどん底にいた相澤真琴は、葉崎市の海岸で溺死体に出合ってしまう。運良く古書店アゼリアの店番にありついた真琴だが、そこにも新たな死体が!事件の陰には、葉崎市の名門・前田家にまつわる秘密があった…。笑いと驚きいっぱいのコージー・ミステリの大傑作!

 <双子山評定>とにかくテンポがいい。 <巻きこまれ型>で死体を発見してしまい、さらには襲われたりと、大変な目に遭う主人公だが、ユーモアによってぎりぎり、暗さを押さえている。

 ロマンス小説が大好きな、古書店主・紅子の人間造形がおもしろく、物語を引っ張る牽引車になっているようだ。

 しかし、アマゾンのレビューでも誰かが触れているが、コージーミステリーでありながら、かなりほろ苦い結末であることも確かなのだ。名門一族の暗部が醜く露呈される。

 登場人物が固定することによって、シリーズは深化もするがマンネリにもなる。この作家はどうなのだろうか。

→☆☆☆

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