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三国一の読書野郎※87

スピーディーなピカレスク小説

 安達瑶という作家の「餌食」を通読。なんでも、男女2人組みの作家らしい。べたな通俗小説ではあるが、展開もスピーディーで、読ませる技術はある。

餌食―裏探偵・涼次 (光文社文庫) Book 餌食―裏探偵・涼次 (光文社文庫)

著者:安達 瑶
販売元:光文社
発売日:2010/10/13
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<口上>「お父さんの再婚相手が怪しい」父親から遠ざけられ窮地に陥った女子高生ユリの訴えに、速見涼次は中国人妻の調査を開始する。涼次の仕事は依頼を受けて男女を別れさせる「壊し屋」、人間の裏の顔を暴く調査はお手のものだ。資産家でもあるユリ一家の財産乗っ取りを企む外国人のネットワークに辿り着いた涼次に、闇の男達が牙を剥く。サスペンス&エロス溢れる快作。文庫書下ろし。

超人的に強い主人公、ストーリー的に必然性のまったくない濡れ場、ご都合主義的展開など、典型的な大衆小説である。

しかし、意外とというか、それゆえに、というか、面白いのである。すいすい、読ませてしまうのである。セックス&バイオレンスという、通俗小説のつぼを押さえている作家ではあると思う。

だからといって、こういう小説ばかりを読んでいると、ぼける。だからといって、排するものでもない。ニーズがあるから、本があるということだ。

→☆☆☆

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