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三国一の読書野郎※85

鉄道好きにはたまらない

 日本近代思想史家の原武史は、ユニークな着眼点からの天皇制研究や団地研究で知られるが、大の鉄道ファン、自称「鉄学者」である。そんな原の「鉄道ひとつばなし3」を読む。面白く、読み通すことができた。

鉄道ひとつばなし3 (講談社現代新書 2095) Book 鉄道ひとつばなし3 (講談社現代新書 2095)

著者:原 武史
販売元:講談社
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<口上>「原さんの思索のスケッチブックは車窓なのだ。そこには近代ニッポンが息づき、鉄道と歴史が大好きな少年がいる。」――重松清氏推薦!消えた駅弁、東大合格上位校と鉄道の意外な関係、うなぎ弁当食べ歩き、時刻表旅行のススメ。線路の彼方に孤高の“鉄”学者は何を見たか?どこから読んでも愉しめる、待望のシリーズ第3弾!爆笑必至の「日本の廃線シンポジウム」も収録(帯などより)。

批評性もある。単なる紀行文ではない。駅弁も感心しないできばえならその通りに書いているし。交通博物館の展示の在り方についても辛口の批評をしている。鉄学者ならではの視点であると思う。

地下鉄と国鉄の相互乗り入れによって通学範囲が広がり、より優秀な生徒を広い範囲から獲得できるようになった私学が東大合格者数を伸ばすなど、まさに意表を突く鉄道話が満載である。

さらに海外の鉄道にも乗っている。鉄道と社会主義との関連の考察なども興味深い。

私も、身体さえ大丈夫ならクルマよりも鉄道の旅を楽しみたいな。特に本書に出て来る、山陽本線の旅なんかいいなあ、と思うよ。それこそ、駅弁を食べながらね。

→☆☆☆

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