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三国一の読書野郎※108

真の名作とは何なのか

 ポレミックな文芸評論家、小谷野敦の著作は読み出すとクセになる。その独特の文章リズムがいいのだ。

 「『こころ』は本当に名作か」は以前も読んだが、また、再読してみた。

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<口上>文学に普遍的な基準はありません。面白いと思うかどうかは、読者の年齢や経験、趣味嗜好に大きく左右されます。「もてない男」に恋愛小説が、そのケのない人に同性愛的文学がわからなくても、仕方のないことです。世評高い漱石の『こころ』やドストエフスキーは、本当に面白いのでしょうか? 世界の古典を「大体読み終えた」著者が、ダメならダメと判定を下す、世界一正直な名作案内。

 <双子山評定>ドストエフスキーを、日本人は本当に理解できるのか。「こころ」は物語として、おかしくないか。世評に惑わされず、本当に面白いものを面白いとすべきであるのはいうまでもない。

 しかし、まあ、自らに照らし合わせてみると、「世評」に縛られていた部分がままあるなあと思う。特に世界文学なんて、「名作」とされているものに盲従してきたのが、自らの読書体験ではなかったか。

 でも、素人が翻訳以外に海外文学と出会うことはまずないのだし、翻訳されるのは、出版社もある程度「狙って」だすものだ。だから、そうそう、外れもないはずなのだが・・・。

 読み巧者になることだな。自分の頭で考えることだ。真の名作を語るには、それしかない。

→☆☆☆★

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