三国一の読書野郎※63
こちらも読むマンガだ
「読むマンガ」の一方の巨峰(?)といえば新堂冬樹である。最新作「華麗なる欺き」は詐欺師の知恵比べを描くサスペンス。1時間半で読み終えたぜ。
![]() |
![]() |
華麗なる欺き 著者:新堂冬樹 <口上>スティングの異名を持つ凄腕の若き天才詐欺師・水島は、190億円のマリー・アントワネットの首飾りを狙うことになった。一方、ペガサスと呼ばれる女子大生詐欺師・翼も同じ情報を掴み、同じ獲物をめぐる壮絶な騙しあいが始まることに。情報元はそれぞれの親。水島の母親と翼の父親は、かつて伝説的な詐欺グループのメンバーだったのだ。プライドを持って人を殺めることなくスマートに人を騙すことにこだわりを持つ二人の若き天才詐欺師たち。果たして勝者はどちらに…?裏社会を生きる者たちを描く、ノワールサスペンス。 何が「マリー・アントワネットの首飾り」だよなあ。同じマンガでも、以前の新堂はもっとハードなマンガだったが、この緩み方はなんなのだろうか。新しいものは何一つない。多くの言葉を費やすことも空しくなってくる。もう少し、<書くこと>に意識的になるべきではないのか、新堂冬樹。 →☆★ |
« 三国一の昼飯野郎※38 | トップページ | 三国一の読書野郎※64 »
「読書2011」カテゴリの記事
- 三国一の読書野郎※289(2011.12.31)
- 三国一の読書野郎※288(2011.12.31)
- 三国一の読書野郎※287(2011.12.30)
- 三国一の読書野郎※286(2011.12.29)
- 三国一の読書野郎※285(2011.12.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント