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三国一の読書野郎※62

大沼の自然をバックにした変態小説

 「馳星周の新境地」というキャッチコピーの「淡雪記」を読了。この作家、変態性をますます、高めているな。<ノワール版フランダースの犬>だってさ。いいかげんにしなさい、って突っ込みが入るって。

淡雪記 Book 淡雪記

著者:馳 星周
販売元:集英社
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カメラマン志望の敦志は大沼の湖畔で美少女の有紀と出会う。脳の発達障害を持ちながらも無垢で美しい有紀に惹かれ、モデルになってもらった敦志。単なるモデル以上の感情を有紀に抱くようになるまで時間はかからなかった。

しかし、馳星周が単なるラブロマンスを書くわけがない。主人公・敦志も過酷な過去を背負っており、人には言えない秘密を抱いているのだ。恋愛小説の雰囲気が段々と崩れ、やがては、ハードアクションにスライドしていく異常さ。これぞ馳星周の本領である。

まあ、読むマンガなんだよな。「新境地」というほどではないと思うが、そこそこ、楽しめる。

有紀をめぐる異常・変態性欲が途中から明らかになっていく。馳星周、本当にこのテーマが好きだよなあ。「やつらを高く吊せ!」でもこのテーマが描かれていたし。

大沼、函館あたりの名前が頻出する。描写もかなり、正確のように思う。現地取材したのか、馳?

→☆☆☆

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