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三国一の読書野郎※39

なかなか癖になるんです

 富樫倫太郎の警察小説「SRO(2) 死の天使」を読む。文庫書き下ろし。

SRO〈2〉死の天使 (中公文庫) Book SRO〈2〉死の天使 (中公文庫)

著者:富樫 倫太郎
販売元:中央公論新社
発売日:2011/01/22
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SROとは、警視庁内に設けられた広域捜査室。都道府県警の枠を超えて、凶悪犯罪を解決するために設けられた組織という設定だ。

広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」は、7人の小所帯にもかかわらず5人がキャリア。その内実は訳ありだ。

前回の(1)で、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を逮捕した捜査員たちだが、逮捕時の手続きが不備で、警察上部からにらまれ、休職と内勤を余儀なくされてしまった。投書調べという「閑職」の中で、北関東の病院で、入院患者たちに不審な死が相次いでいることがわかる。

クセのあるキャリアたちが、それぞれの持ち味を生かしながら、犯人に迫っていく群像的警察小説。第2弾も快調だ。

まあ、上からの圧力が強すぎて、自由に捜査できないもどかしさがあって、ならば、なぜこんな組織を作ったんだという根本的な疑問も生じるが、まあ、それはそれで、楽しむしかない。

狂ったドクターの狂った犯行が何とも不気味。狂信の恐ろしさを際だたせている。なかなかのエンタティンメントに仕上がった。癖になる、ミステリーだ。(3)はもっとブレイクしてほしい。

→☆☆☆

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