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三国一の読書野郎※56

ヤクザの修羅場

 「潜入ルポ ヤクザの修羅場」を読了。著者は北海道出身だそうだ。

潜入ルポ ヤクザの修羅場 (文春新書)

<口上>山口組最高幹部を次々に逮捕した警察の「頂上作戦」に密着。歌舞伎町のヤクザマンションに事務所を構え、愚連隊の帝王を居候させ、関西の手本引きの賭場に潜入し、九州の抗争事件を追いかける。取材歴15年の専門ライターだから書けるヤクザの生態、行動原理、暴力。

クールな筆致でヤクザの実態を伝える。その微妙な距離感がよろしい。ヤクザ取材で知り合った「人脈」をフルに活用しているようだ。

しかし、このようなルポを読んでいると、ヤクザは実に人間的であり、警察組織は非人間的であることがわかる。

ヤクザは暴力を実に有効に活用する。そこに限界性があり、可能性があるアンビバレントな存在である。このルポは、そこのところを、手際よく押さえていると思う。対象を美化することなく、その実態を伝えるのは難しいことなのだ。

手本引きのやり方など、賭博知識も学べます。

→☆☆☆★

sあんごく

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