三国一の読書野郎①
談志は幸せな噺家だ
あそこまで、言ってしまったから、365冊読みます(←イヤなのかよ!)
ことしの一発目は、立川志らく「立川流鎖国論」ですね。
立川流鎖国論 著者:立川志らく |
弟子にここまで愛されれば談志、幸せだよ。私にはいまひとつ、談志的な突出したすごみは(私の聴いた中では)感じられなかったけども、すごい噺家であることは間違いない。
でも、嫌味な噺家だよ志らくは。理の方が勝っている。噺家的には談春だと思うよ。と、いうのも文章でここまで書くことができるのなら、話すことに意味がなくなるじゃねのか。ダメな弟子の話もここまで書いてしまっていいのかね。面白いけど。
兄弟子の志の輔との微妙な距離感がまた、面白いね。私は志の輔さんの落語への向かい方がよろしいかなと思っているんだけどね。
ベースとしての愛。落語への愛。そこからすべてが始まるんだろうな。
⇒☆☆☆
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