三国一の読書野郎⑨
安直なハウツーもの?
札幌出身のコンサルタント会社経営者、ベンチャービジネス万の成毛眞の「実践! 多読術」を読む。何だかな~、であった。
実践! 多読術 本は「組み合わせ」で読みこなせ (角川oneテーマ21) 著者:成毛 眞 要するに、一度に多くの本を読むことによって、多角的な判断力を身につけ、真の共用を身につける。そのことを、ビジネスなどの現場において実践していく。こういうことを言いたいのだろうが、まあ、いわゆる、「本好き」にとっては常識ではないのか。 「古典は人に任せて新刊を読む」などの意見には賛否があろうし、「文学は読まない」というのも、個人の趣味の問題だから、まあいい。 でも、昔の作家は文章が下手だ。だから読みづらい。それは、昔の人は現代人ほど多くの文章を読まなかったからだ・・・という論理展開には「そうかあ?」と思ってしまったね。 本好きはどうしても「読書術」的なものを語りたくなる、ということだね。それにしても、「安直なハウツーものは読まない」などと書いているが、そうしたら、誰もあなたの本を読まなくなるっーの。 でも、併読は誰でもしたいんだよ。でも、加齢がそれを妨げていくのだよ。 →☆☆★ |
« 三国一の昼飯野郎② | トップページ | 三国一の昼飯野郎③ »
「読書2011」カテゴリの記事
- 三国一の読書野郎※289(2011.12.31)
- 三国一の読書野郎※288(2011.12.31)
- 三国一の読書野郎※287(2011.12.30)
- 三国一の読書野郎※286(2011.12.29)
- 三国一の読書野郎※285(2011.12.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント