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読む快楽2010※81

手練れ。読ませてくれます

 マホガニー・ドランクドラゴン氏に薦められ伊坂幸太郎の最新長編「マリアビートル」を通読する。いいですね。

マリアビートル Book マリアビートル

著者:伊坂 幸太郎
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
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 舞台は東京駅発盛岡行きの東北新幹線の車内のみ。多くの殺し屋たちがこの車内で絡み合い、驚愕の結末にいたるー。このようにしか、あらすじは説明できないだろうな。

 伊坂幸太郎、また、うまくなったな、というのが読後感だ。もともと、達者な作家だが、近作は、単に巧みさ、奇抜さだけになってきたような気もしていたので、今作はうれしい誤算である。エンターティンメント的な構造がしっかりしており、さらに、底にあるテーマが重厚である。書きっぷりは軽く、しかし、中味は重いのだ。手練れである。

 私はこの作品のテーマは「邪悪なるものとの戦い」であると思う。私は、邪悪なるものと戦う作品や人々を絶対的に支持する。ゆえに、この作品も支持する。

→☆☆☆☆。邪悪なるものは排せられねばならぬのだ。

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