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スクリーン2010⑱

なんか違うんだよなあ

 キャメロン・ディアス主演「運命のボタン」をスガイ・シネプレックスにて観る。原作はホラー・ミステリ作家のリチャード・マシスン。原作の「嫌な感じ」がどの程度出ているか、期待して観たのだが・・・。

<あらすじ・解説=goo映画などより>舞台は1976年のアメリカ・バージニア州のとある街。ノーマとアーサーの夫妻の元に、謎の箱が届けられた。開けてみると、そこには赤いボタンの付いた謎の装置が入っていた。その日の夕方、今度はノーマの元に謎の男が訪ねてくる。その男いわく、「ボタンを押せば現金100万ドルを手にする。しかし、どこかであなたの知らない誰かが死ぬ」。生活が苦しい夫妻は迷った果てにある決断をする。

 自宅に届けられたたった1つのボタンから始まるサスペンス。究極の選択を迫られた夫妻たどる運命を描く。原作は「アイ・アム・レジェンド」などで知られるリチャード・マシスンの短編。かつてドラマ「新トワイライト・ゾーン」で映像化されている。そんな作品の長編化に挑んだのは鬼才リチャード・ケリー。今回も難解かつミステリアスな展開で観客を驚かせる。ノーマを演じたキャメロン・ディアスはラブコメ作品とは異なる演技で新たな魅力を披露。謎の男スチュワードを演じたフランク・ランジェラも存在感を見せている。

<能書き=文責・双子山>原作とはまったくの別物です。結局、「理」では解決できない不条理な原作を、「理」で落ちるように仕立て上げてしまったため、どうしようもなく散漫なストーリーになってしまったような気がする。そもそも、この手の話を、ホラーサスペンスではなくSFにしてしまうこと自体に無理があるのに。しかも、そのSF的結末もわけがわからない。

 夫婦愛、親子愛を描いたつもりなのだろうが、後味はとことん悪い。まあ、マシスンの原作そのものも、キングやマキャモンら、モダンホラーの作家が出た現代になっては、少し古めかしいのも確か。そこに新味を加えるために、かなりの無理をしてしまったようだ。

 しかし、キャメロン・ディアス、その京唄子的なダックマウスと、大柄な肉体は、この作品のヒロインと正反対の位置にいる。大味すぎて無理だ。もっと役を選びなさい。幅を広げたかったという意欲は買うけれども。

⇒☆☆。劇中に流れるデレク・アンド・ドミノスの「ベルボトム・ブルース」が妙に懐かしかっただけ。

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