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スクリーン2010⑭

いやあ、面白い! 最後まで飽きさせぬ

 札幌ファクトリー内のユナイテッド・シネマにて「第9地区」を観る。評判に違わず、最後まで一気に見せる、疾走感あふれる作品でした。

<あらすじ・解説=goo映画などより>南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に突如現れた巨大な宇宙船。船内の宇宙人たちは弱り果て、難民と化していた。南アフリカ政府は第9地区に仮設住宅を作り、彼らを住まわせることにする。28年後、地区はスラム化、政府は超国家機関MNUにエイリアンの強制移住を委託する。現場責任者ヴィカスはエイリアンたちに立ち退きの通達をして回るのだが。

 キャストは無名、監督は新人にも関わらず口コミで評価を集め、全米興行収入1億ドルを突破。本年度アカデミー賞で作品賞をはじめとする4部門にノミネートされた話題作。SF娯楽作でありながらも、根底には人種差別、国家や企業のモラル、格差社会などを想起させるメッセージ性の強い内容が評価されたのだろう。舞台が南アフリカというのも、アパルトヘイト政策を連想させ興味深い。エイリアンの移送を通達する役目を負った担当者の男の身に起きた事件を、関係者の証言で振り返る疑似ドキュメンタリー的な展開から、後半は一変、ハードなアクションが繰り広げられる。

<能書き=文責・双子山>本当に最後まで飽きさせない脚本が見事です。エイリアンを難民にしてしまうという発想の勝利ですね。薄汚ないエイリアンたちは当初、観客にとっても嫌悪の対象でしかないのだが、物語が進むにつれ、逆に人間らしくあるエイリアンに感情移入している自分がいる。そして冷酷無比な組織への憎悪が募っていく。

 こどもエイリアンが力演(怪演?)。こども店長か! でもかなりえぐいシーンもあるので、ご用心を。

⇒☆☆☆☆★。今年のこの種の映画では最高に楽しめました!

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