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DVD鑑賞録2010①

大阪ハムレット/もしくは郷土への愛憎

 松坂慶子、岸部一徳ら主演「大阪ハムレット」を観る。原作は「少年アシベ」のマンガ家、森下裕美。

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販売元:ジェネオン・ユニバーサル
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<あらすじ・解説=goo映画などより>大阪の下町で暮らす久保家。昼は病院でヘルパー、夜はスナックで働くお母ちゃん・房子は3人の息子を抱え、一家の大黒柱となっている。お父ちゃんが急死し、弟と名乗る男が転がり込んできた。一方、中3の長男・政司は、偶然出会ったファザコンの女子大生と恋仲に。やんちゃな中1の次男・行雄は、柄にもなくシェイクスピアの「ハムレット」を読み始める。三男の宏基は「女の子になりたい」と宣言してクライスメイトにからかわれる。

 それぞれに悩みを抱えつつも、笑顔を失わない個性豊かなタイプの全く違う三兄弟。息子たちを温かく包みこむ母、そこに同居する叔父さんが織りなすエネルギッシュな人間賛歌だ。原作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞などを受賞している森下裕美の傑作コミック。おかんを演じるのは松坂慶子、ひょうひょうとした叔父さんを演じる岸部一徳との息はぴったりで、ユーモラスな空気感を醸し出している。不幸や不運もありのままを受け入れて、お互いを思いやり認め合って前向きに生きていくこの家族に思わず拍手を贈りたくなる、心温まる作品だ。

<能書き=文責・双子山>松阪慶子は肝っ玉母さんというよりは慈母観音だ。すべての男を幸せにしてくれる。演技は下手で、大阪弁も板に付いていないが、まあ、良しとしよう。

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