旅を打つ2010⑤
そして広島へ
旅も3日目。今日はまず、大和ミュージアムの向かいにある海上自衛隊の施設「てつのくじら館」に行きました。
ここは外側に、実際に使われていた潜水艦をどーんと展示していて、なかなかの迫力です。内容は掃海艇と潜水艦の活躍の紹介がメーン。
潜水艦内部にも一部、入れます。でも居住空間などはとて狭く、閉所恐怖症の人には、とても辛い場所であると予想されます。また、背の高い人にとってもね。ジャイアント馬場さんだったら、身動きとれません。
そして、午後には広島へ向かいました。「大和ミュージアム」を観たら、原爆ドームも観ないわけにはいかないと思ったのです。
強烈ですね。言葉を否定する何かがある。恐怖および、人間の愚行の集積としての存在。このあと、資料館にも行きましたが、もはや何も語ることはできません。なぜ、彼らは死ななければならなかったのか? 殺されなければならなかったのか? この恐怖の記憶をいかにして後世に伝えていくのか? さまざまな疑問符が頭をよぎりました。
原爆ドームや強烈な展示を観た後では、食欲もなくなりますが、何とか元気を出してつけ麺に挑戦。たまたま、そこにあった広島県中区大手町の「びぜんや」というお店に入りました。つけ麺は550円です。
この値段ながら、なかなかじゃん、というのが感想です。麺も具も、ボリュームあります。特に具は野菜がたっぷり。こんなに野菜を入れたら、つけ汁が冷めてしまうと思うのですが、広島の人はあまり気にしないようですね。つけ汁はこってり味。なかなか、薄まらないようにしているのでしょうか?
さて、旅の最後の夜は、札幌出身の女性と一献傾けたのです。新幹線駅ビルに入っている広島の銘酒「酔心」系列のお店にて、コイワシの刺身や空揚げを味わいました。
いろいろ、広島人気質などについて教えを乞うたのです。広島在住30年近くにもなるとさすが、ベテランです。札幌では思いもよらない、広島ローカリティーが面白かったのです。
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