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読む快楽2010※28

楽しくも哀しいファンタジー

 万城目学「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」を楽しく読み終える。秀作だ。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書) Book かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)

著者:万城目 学
販売元:筑摩書房
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<あらすじ>かのこちゃんは元気な小学1年生、マドレーヌ夫人はどこからともなくかのこちゃんの家にやってきたトラ猫である。マドレーヌ夫人は、「外国語」を話すことができる珍しい猫だ。猫にとっての「外国語」、すなわち、犬と話すことができるのである。マドレーヌ夫人とその夫、かのこちゃんとそのかけがいのない友との出会いと別れ。瑞々しい感性でつづられるファンタジーだ。

<能書き>「鴨川ホルモー」の作者。「ホルモー」は買ってはいるが未読だ。でもこの感性、本当に瑞々しくて、素晴らしいと思ったね。

 誰もが経験しなくてはならない出会いと別れ。その喜びと哀しみを、ファンタジーに託しながら描く。なかなかの手練れである。

 そして、作者が楽しんで書いていることがよくわかるのだ。このような、あり得ない世界を、楽しげに提示する。小説家冥利に尽きるのではあるまいか。

→☆☆☆☆。動物好き、必読だ。

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