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スクリーン2010⑫

まじめな映画だと思う

 ステラプレイスの札幌シネマフロンティアにて「花のあと」を観る。藤沢周平原作の時代劇。それほどの期待はかけていなかったが、何々、俳優も監督も、極めてまじめに映画に向かい合っているなあと感心した。

<あらすじ・解説=goo映画などより>ご存知、舞台は海坂藩。男顔負けの剣術の腕を持つ以登は、一度だけ竹刀を交えた藩随一の剣士・江口孫四郎に、熱い思いを抱く。しかし、以登にも孫四郎にも、ともに家の定めた許嫁がいた。以登はひそかな思いを断ち切って、江戸に留学中の許嫁の帰りを待ち続ける。数か月後、以登は、藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶ったことを知る。

 藤沢周平の同名短編小説を映画化。ひそかに思いを寄せていた武士が自ら命を絶ったことを知り、その原因となった相手に敵討ちを果たそうとする女性の姿を描く。ヒロインを、時代劇初挑戦の北川景子が熱演。以登が恋心を抱く剣士に、バレエダンサーの宮尾俊太郎が扮するほか、甲本雅裕、市川亀治郎、國村隼らの実力派俳優が脇を固めている。監督は、「青い鳥」などで手堅い演出に定評のある中西健二。北川が半年間にわたって稽古したという剣さばきを披露している。

<能書き=文責・双子山>そうか、宮尾俊太郎ってバレエダンサーなんだ。だから、台詞が棒読みだったんだ。でも、清潔感ある田舎武士の役割は果たしていたぜ。

 何といっても、北川景子でしょう。きりっとしたたたずまいがあります。いままでは、すかし系のお姉ちゃんとしてしか見ていませんでしたが、見直しました。その清廉さは特筆すべき魅力にあふれていました。

 時代劇を演じることができる俳優が少なくなっている。「たたずまい」が表現できなくなっているのだ。この映画にも、多くの瑕疵があると思う。しかし、経験しなければ次のステップには行けないのだから、俳優たちはもっともっと演じるべきなのだ。自分の限界に挑み続けるべきなのだ。その意味で北川景子はがんばったのだと思うぞ。

 亀治郎がズルシャモな色悪を楽しんで演じていておかしい。いつも笑っている甲本もいい味だ。みんなが楽しみながら、まじめに映画に取り組んでいる。その空気が伝わってきた。こういう映画のあり方は正しいと思う。

→☆☆☆☆。いいと、思います!

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