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スクリーン2010④

人間喜劇としての結婚詐欺師

 札幌市北区「蠍座」にて「クヒオ大佐」を観る。実在した天才的結婚詐欺師を主人公にしたコメディ。着け鼻をした堺雅人の怪演が光っている。

 実在したクヒオは北海道生まれだったそうだ。エリザベス女王の親戚で、米軍パイロットとして特殊任務にあたっているという大ボラで、女性たちを騙すクヒオ。

 「なぜこんな男に騙される」と観客からの突っ込みを期待するような作りでもある。人はあまりに途方もないうそならば、信じてしまうものなのか。

 しかし、騙されるほうも、「嘘でもいい」とどこかで思っている節がある。観ているうちに、クヒオが憎み切れなくなっている自分がいた。

 あまりに卑小な人間たちの物悲しい喜劇。笑いどころ満載ながら、どこか一抹のさびしささえ湛えた佳品である。

⇒☆☆☆☆。GOOD。松雪泰子もどこか物悲しい。

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