人の情け
身にしみますね。
10月に旅行した庄内・鶴岡市立加茂水族館の村上館長から、ネクタイが送られてきた。
ここの水族館、知る人ぞ知る、日本一のクラゲの水族館なのだ。常に30種以上を展示している。世界で初めて、繁殖に成功したケースもある。
しかし、以前は貧乏で、閉館寸前だったのだ。村上館長以下、スタッフの頑張りでここまでにした。村上さんからたっぷりと、その話を聞いたのだ。
庄内弁でとつとつと語る村上さん。一時は借金まで背負わされ、本当に、このまま死んでしまいたいとさえ思ったという。
「ちっぽけな水族館の意気を感じてほしくて、の」と村上さん。送られてきたネクタイも当然、クラゲ柄である。鶴岡シルクで織られた逸品である。
先日も、7月のアタマにお邪魔した茨城県大子町の月待の滝のオーナーのソバ店主から名産のリンゴが送られてきた。私のような商売をしていて、一番、それこそ、意気に感じるのは、地方で本当に真剣に生きているそのような人からリスポンスがあることだ。
だから、この仕事を続けていられるのだ。もっともっと、頑張りたいと思うのである。
« スクリーン2009※33 | トップページ | ジャジーな夜に③ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 操作性が悪い(2019.10.29)
- 三国一の日常野郎2017①(2017.07.08)
- 三国一の日常野郎2017①(2017.01.03)
- ものいりな日々2016①(2016.07.05)
- 週明けに退院だって!(2016.04.22)
コメント