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本を読む日々2009※56

すごいです。ぶっ飛んでます。

 今年もずいぶんと押し迫った段階で、なかなかにすごい1冊に出会いましたよ。平山夢明「DINER(ダイナー)」です。

ダイナー Book ダイナー

著者:平山夢明
販売元:ポプラ社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 暴力団の金を強奪しようとして失敗し、山中に埋められかけられたところを、何とか助かったオオバカナコ。プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでウェイトレスをすることになる。そこを訪れる客たちは、邪悪であり、凶悪であり、常識の通用しない連中ばかりだが、みな心に深い傷を負ってもいた。オオバカナコはこの異常な世界を生き抜くことができるのか?

 2007年に「独白するユニバーサル横メルカトル」で国内ミステリ界を席巻した平山夢明の長編である。バイオレンスと猟奇風味、そこにグルメ志向も織り交ぜて、ぐちゃぐちゃのアンダーグラウンドが現れる。確実に読者を選んでしまう作品ではあるが、はまったら抜けられない。一気読み必至の力技である。

 入れ替わり立ち替わりやってくる殺し屋群像がユニーク。そんな彼らとの触れ合いの中で、最初は単なる「バカナコ」だったヒロインが成長していく過程も面白い。

 

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