DVDを観る2009⑱
わけわかんねえよ!
黒沢清監督のデビュー作「神田川淫乱戦争」を観る。駄目です。ついていけません。
<あらすじ>神田川沿いのアパートに住む明子。だらだらと暮らす彼女は、恋人とのセックスにも愛情は感じられない。なる晩、同じアパートに住む友人雅美からの電話に起こされる。川向のマンションに住む母と息子が全裸で睦あっていたのだ。2人は息子救出作戦を開始する・・・。
<能書き>1981年作品。ディレクターズ・カンパニーが日活ロマンポルノとして製作したという。60分という尺はいいのだが、中身はわからん。戦争というほどの戦争でもないし、何を言いたいのだか、さっぱり、わからない。このDVDを観て、具合が悪くなり、私は1日を棒に振った。
黒沢清監督は、「戦争」をしたがっているのか? 「回路」も世界が崩れていく話だし。ロマンポルノという体裁を借りて何かやっていくという手法は、この当時の映画監督の多くが通ってきた道だからよいのだが、これでは、わけがわかんねえ。私にとって、黒沢清は鬼門である。
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