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DVDを観る2009⑰

1と2とでは大違い。

 クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」。vol.1とvol.2では全くの別物だな。1を見終わって興奮して、すぐに2を見たら、退屈で退屈で。見なければよかったと思ったぜ。

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 1の青葉屋の決闘なんか、ばかばかしいなりに名場面だよな。でも2には名場面なし。結局、トータルとして深作欣二へのオマージュばかりが立ってしまっていて、ヘンな東洋趣味が鼻につく。

 そもそも、なぜ彼女がリンチされ、いたぶられるのかが全くわからない。「そもそも」論として。

 1はそれでも、復讐の鬼と化した彼女のすさまじいばかりの疾走感があるから見ておられるのだが、2となると、そこに「愛」が絡んでくるから、鬱陶しくなる。

 1の良さを2がすべて帳消しにする。素晴らしく、馬鹿らしい映画作りである。

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