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スクリーン2009※31

タランティーノ、やりたい放題

 年末の話題作、クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」を公開初日に観る。さすがタランティーノ、やりたい放題に映画を作っています。

<あらすじと解説=goo映画より>1944年6月、ドイツ占領下のフランス。映画館主のミミューはドイツ軍の英雄フレデリックに言い寄られ、挙げ句にナチスのプロパガンダ映画をプレミア上映させられることになった。その事実をつかんだイギリス軍はナチスもろとも映画館を爆破すべく、アルド中尉率いるナチス抹殺部隊「イングロリアス・バスターズ」を動員し、スパイのブリジッドと接触を図らせる。一方ナチスではユダヤ・ハンターの異名をとるランダ大佐が動き出す。

 作品を発表するたびにセンセーションを巻き起こすクエンティン・タランティーノ監督が今回舞台としたのは対ナチ戦下のフランス。プロパガンダ映画のプレミア上映に集まるナチス高官の抹殺を企むアルド中尉ら“イングロリアス・バスターズ”。これを阻止せんとする“ユダヤ・ハンター”ランダ大佐、さらに自ら映画館を爆破しナチスを道連れにしようとするユダヤ人映画館主ショシャナなど、登場人物たちがさまざまな思惑を持ちながらプレミア上映の夜へと向かっていく様子を、タランティーノらしい巧みな台詞回しやカメラワークを駆使して描く。キャスティングはアルド中尉を演じるブラッド・ピットをはじめ実力派・個性派ぞろいだ。

<能書き>要するに、タランティーノにとって映画とはおもちゃなのである。それによって、楽しめればよいのだ。そのアプローチは、子供じみてはいるかもしれないが、純粋でもある。エンターティンメントの原点でもある。

 ナチス相手だから、何をやってもよい。頭の皮をはいでも、バットで殴り殺しても、かまわない。ただ、人間の頭をバットでフルスイングしたらどうなるかという映像を、タランティーノは撮ってみたいだけなのだろうなあ。

 この映画の前では、「戦争の愚行」とかいったお題目はまったく、意味を持たない。戦争映画という器にもった壮大なコメディなのだ。ある意味、呆れてしまうし、一方で感心してしまう。映画にかける愛情に、感服してしまう。

⇒☆☆☆☆。ここまでやれば、大したもんだ。ところで、ナチス高官を映画館もろとも爆破するアイデアは、ロバート・アルドリッチ監督の「特攻大作戦」(1967年)へのオマージュでしょうか?

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