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DVDを観る2009⑯

ヘンな映画。でもインパクト強烈

 井口昇監督の「恋する幼虫」。いやあ~、思い切りヘンな映画ではあるが、監督の異色の才能をうかがわせる作品である。

<あらすじ=goo映画より>売れないエロ漫画家のフミオ。読者の読みたい物を描かない自分を棚に上げ、編集者をイジメてはその憂さを晴らしている小心者の彼恋する幼虫は、ある日、新人編集者のユキに自分のトラウマを正直に描いたマンガを否定され、発作的に彼女の頬をペン先で刺してしまう。1ヶ月後。自責の念に苛まれた彼はユキの部屋を訪ねてみるが、なんとそこには頬におぞましい傷痕を残したユキの姿があった。しかも、彼女はその傷痕から虫のような触手を出し、血を求めるようになったのだ。今や彼女の奴隷となったフミオは、生贄を求めて右往左往。だが、不思議なことにふたりの間にはいつしか愛情が芽生え、遂に彼女に自らの血を捧げるフミオなのであった。

 <能書き>「ザ・ナイト・オブ・リビングデッド」へのオマージュか? まあ、どこまで本気で作っているか分からないけど、この監督の才気は本物であると確信する。一種、「悪夢」のような映画であり、そのグロさやチープさもすべて計算済みであるところがすごいと思うのである。衝撃的である。これを映画館で見たら、結構、感動したであろう。

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