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アンド・アイ・ラブ・ビートルズ⑭

何事にも終わりは来る。彼らにとっても例外はない

 そして「アビー・ロード」。このアルバムをもって、ビートルズの歴史は終わる。

アビイ・ロード Music アビイ・ロード

アーティスト:ザ・ビートルズ
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2009/09/09
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 このアルバム、私は中学1年生のときに買いました(←自慢)。まだステレオが家になかったので、プレーヤーで聴きました。

 そのLP、ジャケットがボロボロになりながらも、まだ、持っています。これが私の原点です。

 A面はかなりにポップです。ジョンの「カム・トゥギャザー」で引っ張ってくれます(後にこの曲がチャック・ベーの曲のパクリだということが明らかになりますが、それはまた、別のお話)。ジョージの「サムシング」が優しく奏でられ、ポールの適当な「マックスウェルズ・シルバーハンマー」が流れ、「オー!ダーリン」でシャウトする。まあ、リンゴの「蛸の庭」はどうでもいいですが、ジョンの「アイ・ウォント・ユー」はすっかり、ハードロックですね。

 しかし、何といってもB面は圧巻です。「ユー・ネヴァー・ギブ・ミー・ユア・マネー」から「ジ・エンド」に連なる流れは、震えるほどにすさまじい。

 けれどもそこにはすでに1962年にデビューしたバンドとしてのビートルズはいない。それぞれ、独立したミュージシャンとしての4人の姿がある。「ビートルズ」としてやるべきことはすべて、やってしまったという諦観さえ漂います。

 「見るべきほどのことは見つ」。平家物語における、平知盛の言葉を想起させます。ここに、ビートルズは終わりました。20世紀のひとつの奇跡として、彼らの音楽に触れることができる幸福をかみしめています。

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