最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« スクリーン2009※24 | トップページ | 本を読む日々2009※42 »

本を読む日々2009※41

騙し、騙されゲーム

 「ジョーカー・ゲーム」で昨年の国産ミステリ界の話題をさらった柳広司。続編「ダブル・ジョーカー」もなかなかの出来だ。

ダブル・ジョーカー Book ダブル・ジョーカー

著者:柳 広司
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 この連作のキモは、陸軍軍人でありながら、徹底的に冷めた目で作戦を遂行するスパイ=登場人物たちの魅力である。軍人ながらも「死なず、殺さず」をモットーにしているなど、反軍的でさえある。その彼らが繰り広げる騙し、騙されゲームがなんともクールである。あっと言わせるどんでん返しもまた、魅力である。

 しかし、最終話。これを書くことによって、作者はこのシリーズを封印したようだ。戦争に至らないために、スパイはいるのに、実際の歴史はそのようには動かなかったのだ。

« スクリーン2009※24 | トップページ | 本を読む日々2009※42 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本を読む日々2009※41:

« スクリーン2009※24 | トップページ | 本を読む日々2009※42 »

2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31