モノを買う2009②
やきものは面白い
ドロームキャンプ場のからの帰途、「唐津焼」という看板があったので、立ち寄ってみた。赤井川村都209「窯元直送 唐津焼の店」という。
店内をふらふら観て、気に入った汲み出しがあったので、購入。朝鮮唐津だ=写真右=。かみさんにも絵唐津の茶碗=同左=を買うてやる。ふたつ合わせて5800円。
唐津は難しい。様々な表情があるからだ。「絵唐津」は器に文様を描いているもの。松や柳などをモチーフに、単純かつ大胆な線描が特徴である。「朝鮮唐津」は白濁色の藁灰釉と黒色の釉をかけわけている。このほか、藁灰の白濁した釉がかけられ、ほの青い斑文が現れた「斑唐津」、備前風の「備前唐津」、瀬戸風の「瀬戸唐津」などがある。同じ系統のやきものとは思えないほど、多彩な表情を見せているのだ。
家に帰ってから、この汲み出しで焼酎を飲んだ。いい気分だった。やきものは、面白い。時に気分を変えてくれる。
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コメント
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無釉薬の備前焼、私も大好きです。ちょっとお高いのが、難ですが、、、。新潟の友達の穴窯で、釜炊きを一度立ち会いました。皆で日本酒を飲みながら、星降る夜空、3月下旬の残雪。穴窯から角が出たとき、炎が温度と共にオレンジから白くへと変わる。都会では、焚き火もままならないので、寝ずの火の番も楽しかったなあ。炎と薪(松?松脂が多いとモスグリーンの釉薬ぽくなるのではないかと思っている。)
唐津焼も好き。華美でない所。そして何より、見た目との、ギャップ。お茶碗の重さの事です。軽いんですよ。茶道で、お茶を点てていて、ほとんどの茶碗は、どっしり君なのですが、軽!自分が陶芸で初めて作った作品は、重!(≧m≦)鉄アレーならぬ陶芸アレーでした。だから、唐津は、私にとってあこがれです。(o^-^o)
投稿: jじゅん | 2009年9月25日 (金) 23時39分
昔は備前一本槍でしたが・・・。
緋襷のぐいのみでよく飲ったものですが
最近は釉薬の妙も少しはわかるように
なった気がします。
進歩する、わたし。
投稿: 双子山親方 | 2009年9月28日 (月) 15時46分