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アンド・アイ・ラブ・ビートルズ⑤

ガキにはわからぬもの。もしくはビートルズとファンについて

 「ビートルズ・フォー・セール」。このアルバムは私にとって評価が難しい。後期ビートルズのとりこであった私は、特にこのアルバムについては何の気持ちも抱けなかった、ガキのころには。

ビートルズ・フォー・セール Music ビートルズ・フォー・セール

アーティスト:ザ・ビートルズ
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2009/09/09
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 このアルバムの真価を知ったのは王様のカバー「月光おじさん(ミスター・ムーンライト)」を聴いてからかな。つい、最近のことだけど。要するに、ビートルズが他人の曲のカバーをするほとんど最後のアルバムなんだよ(実際には「ヘルプ!」のラスト「ディジー・ミス・リジー」があるけどね)。

 ビートルズの創作意欲が枯渇したわけではあるまいに、なぜ、この段階でカバーを入れたアルバムを作るんだという気持ちがガキのころの私にはありましたが、彼らなりの戦略があったのでしょう。

 このアルバムも昔は「ビートルズ’65」というふざけたタイトルで売っていました。私たちは「’65聞いた?」と府抜けたセリフをかましていたのです。

 でも、ここで言っておくと、ビートルズほどファンに優しいバンドは当時なかったはずだ。ビートルズはシングルでリリースした曲とアルバム収録曲ができる限り、ダブらないように腐心していた。ファンの懐を気にしてくれていたのだと思う。優しいやつらだ。だから「抱きしめたい」「フロム・ミー・トゥー・ユー」「アイ・フィール・ファイン」も「恋を抱きしめよう」も、オリジナルアルバムには収録されていません。アメリカ、日本で乱発されたバッタ系は別にしてな。

 そして60年代初期にデビューしたから、メインはモノラルなんだよ。みんな、今となってはダサく思えるかもしれないが、プレーヤーでレコードを聴いていた。音なんか、わかれなかった。ステレオなんか知らねえよ、ってなもんだ。だからビートルズというかプロデューサーのジョージ・マーティンはモノラルの塩梅にかなり気を配ったらしい。

 少なくとも初期の彼らはものすごくファンを大事にしていたと思う

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コメント

「王様」で「フォー・セール」の真価に気づくとはずいぶんかかったものですね。
「王様」の「カブトムシ外伝」を親方に教えてもらって、その不屈の企画力魂に感動しました。今の私の仕事を支えてもらっていると言っても過言ではありません。
「王様」、あなどるべからず。

「フォー・セール」の良さ、どうにもわからなかったんだよな~。
寄せ集めというか、コンセプトが感じられなくてさ。「ア・ハード・デイズ・ナイト」と「ヘルプ!」の埋め草みたいな見方をしてました。正味な話。

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