旅を打つ2009⑧
茨城県へ
若い仏像修復士さんに会いに、茨城県桜川市へ行ってきました。
桜川といってもすぐに「あそこだ」とわかる人は少ないでしょう。旧・真壁町です。
羽田で下りて、東京駅へ。東北新幹線で小山に。そこから水戸線という地味なローカル線で20数分。下館駅まで迎えに来てもらいました。ここ下館も今では「築西市」とわけのわからない市名になってしまいましたが。
ご自宅でお話をうかがったのち、車で石岡市にある西光院というお寺に連れて行ってもらいました。
写真はそこのお寺にまつられている立木観音。原木を利用した、荒削りながら迫力ある仏像です。平安末期の作品らしい。このへんの筑波山周辺は、かなり歴史もあるところで、古い仏像もかなりあるそうです。
西光院の木立ちでは、蝉時雨がやかましいほど。本当に、日本は南北に長いと、北海道から来た人間は思ったのです。京都・清水寺のような様式で建てられたお堂からははるか霞ヶ浦も望めました。
なかなかの、茨城の旅でした。
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