本を読む日々2009※36
ぶっとんだミステリ
ジョシュ・バゼル「死神を葬れ」はなんともぶっ飛んだテイストのミステリでその評価は分かれるかもしれないが、ぐいぐいと最後まで読ませる力があるのは確かだと思う。
TABLE><TBODY><TR><TD vAlign=top><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102174214/nifty01-nif9862-22/ref=nosim" target=_blank><IMG title="死神を葬れ (新潮文庫)" height=160 alt="死神を葬れ (新潮文庫)"
<あらすじ>主人公は元マフィアのヒットマン。しかし、組織の秘密を明かしたためにFBIの証人保護プログラム下、医学生となり、現在は研修医だ。しかし、その病院に彼の過去を知る男が患者として入ってきた。口をふさがないと、自らの身が危ない・・・。
<能書き>著者は実際に医科大を出ていてその知識をバックボーンにした医療ミステリの要素もあって読ませる。処女作ながら、アメリカ読書界での評判も上々。マイクル・コナリーが「私を吹き飛ばした」と絶賛しているとか。映画化も決まっていて、主役はディカプリオだそうだ。
⇒☆☆☆★ ラスト、最大の窮地に陥った主人公の行動には、たまげた。まさに「驚愕の結末」である。読んでのお楽しみ!
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