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イーストウッド研究⑯

マッチョイズムの原点

 クリント・イーストウッドの名を浸透させた刑事映画「ダーティハリー」を観る。勧善懲悪もの刑事映画としても、一種代名詞的な役割を持つ。ドン・シーゲル監督。1971年作品。

ダーティハリー 特別版(期間限定生産)

 冷酷非情な殺人犯を追う一匹狼的な刑事という図式はこの映画によって築かれた。以後、「5」まで続くシリーズとなるわけだが、当初はそんなシリーズ化は意識されていなかったのではなか。ラストシーンによって、そのことは暗示されているとおもうのだが。

 正直なところ、ストーリー展開としては、今から見るとそうとうにかったるい。警察は何回も犯人を取り逃がすし、ハリーのやりたい放題さにも「こんなことできるかよ!」と突っ込める。「処刑する刑事」を登場させたこと自体に、意味があるのかもしれない。

 70年代ではすでに時代遅れになりつつあり、自信を喪失しつつあった「マッチョイズム」を再構築しようと試みた映画と位置付けよう。

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