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2009年7月

本を読む日々2009※7月まとめ

このほか、7月はこんな本を読みました。

①ドゥエイン・スウィアジンスキー「解雇手当」☆☆

解雇手当(ハヤカワ・ミステリ文庫) Book 解雇手当(ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者:ドゥエイン・スウィアジンスキー
販売元:早川書房
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<ひとこと>カス。最低ミステリ。マンガじゃねえっつーの

②吉村昭「死顔」☆☆☆☆

死顔 (新潮文庫) Book 死顔 (新潮文庫)

著者:吉村 昭
販売元:新潮社
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<ひとこと>この作家の遺作。最後まで、冷徹なる意識を持って物を書き続けようとするその作家的自意識には感服せざるを得ない

③青沼陽一郎「私が見た21の死刑判決」☆☆☆★

私が見た21の死刑判決 (文春新書) Book 私が見た21の死刑判決 (文春新書)

著者:青沼 陽一郎
販売元:文藝春秋

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<ひとこと>オウム関連への考察は注目に値する。力作ではあると思うが、「反裁判員制度」ありきの感も禁じえない


④小谷野敦「私小説のすすめ」☆☆☆★

私小説のすすめ (平凡社新書) Book 私小説のすすめ (平凡社新書)

著者:小谷野 敦
販売元:平凡社

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<ひとこと>私小説復権のための一里塚。挑発的に文学の現在を批判する


⑤辛酸なめ子、木原浩勝「大人の怪談」☆★

大人の怪談 (角川oneテーマ21) Book 大人の怪談 (角川oneテーマ21)

著者:木原 浩勝,辛酸 なめ子
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
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<ひとこと>全然、怖くねえ。二人の話が全然、かみあっていないのでいらつくこと甚だしい

⑥小林よしのり他「日本を貶めた10人の売国政治家」☆★

日本を貶めた10人の売国政治家 (幻冬舎新書) Book 日本を貶めた10人の売国政治家 (幻冬舎新書)

販売元:幻冬舎
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<ひとこと>気持ちはわかるが、売国というような「強い言葉」を使うことはある意味、言説の終わりなんだよ

昼食としての現在※51

心斎橋ラーメン(1)=札幌市中央区北1条西3丁目、時計台観光ビル1階

 やしきたかじんプロデュース、が売り物。7月の初めごろにオーPhoto_3プンしたらしい。しかし、店の中は昼時だというのにガラガラだ。大丈夫か?

  みそ、しょうゆ、塩の定番に昔風というラインナップ(餃子もある)。もちろん、しょうゆをオーダーした。630円だ。

 スープを一口。「う~む」と思った。これはいいのではないか。

 だが、食べ進むに従って、「ありきたりさ」を感じざるを得なかった。中太の麺も、具も。チャーシュー麺などを置かないのは、それなりのこだわりがあると思うのだが・・・。

 たかじんプロデュースというから、かなり関西食の強いラーメンだと思ったのだが、「味の時計台」の姉妹店。時計台の社長とたかじんが交流があるんでしょうね。しかし、これはもろに「味の時計台」系統のラーメンだ。オリジナリティーは皆無だ。

 このラーメン激戦時代には、ちょっと太刀打ちできないのではないのか。この無個性なラーメンでは。

昼食としての現在※50

うに村上(1)=札幌市中央区北2条西3丁目、敷島ビル地下1階

 函館に本店があるそうです。海産物中心のお店で、ウニやイクラ丼が有名。ランチは日替わりで毎日2種類。そこそこ、リーズナブルな値段なのです(でも、夜に来たらいくら取られるかわかりません)。Photo_2

 去年の9月に来て以来。今年になってからは初めてだ。直属所属上司ら4人で来訪。私は、松花堂弁当(850円)をオーダーしました。

 刺身マリネ、揚げ物、カボチャまんじゅう、サケと卵焼きに、ライスと味噌汁がつきます。

 味はいい。塩辛さを抑えた味付けです。カボチャまんじゅうなんて良い仕事をしていると思います。

 しかし、まあ、女性向きですかね。上品すぎるというか。量的にもいまひとつでした。

 夜に来てみたいな。誰か、ご一緒しませんか?

昼食としての現在※番外編

BBオヤジはアイスクリーム好き

 敬愛するBBオヤジは甘いものが好きだ。特にアイスクリームが大好きで、昼Photo_4食後、よく「アイスまんじゅう」を食べている。バニラアイスのなかに小倉あんこが入っているのだが、これは確かにうまい。哀愁を誘う一品である。

 そのBB、いまは井村屋のあずきバーに心を移しているらしい。アイスキャンデーだね。わざわざ、あずきバーを取り上げた朝日新聞の記事のコピーを私の机上に置いてくれたほどだ。

 「どこの店にも置いている」というのが井村屋の目指すコンセプトだそうだ。さっそく、地下街のコンビニで購入、なめてみました。あずきたっぷり、堪能しました。これで103円は安い。

 しかしBBオヤジ、いくらおいしいからって、会社の前をキャンデーをなめながら歩くのはやめるように! もう若くないんだから、ね。還暦なんだから、ね。

昼食としての現在※49

知床そば 吉田屋(1)=札幌市中央区南14条西18丁目

 この店は、実際には日曜日の夜に行ったのですが、広い意味で「昼食としての現在」に括らせてください。

 大子町に行ってから、ソバづいています。それほど、インパクトあるソバを食べたのです。しかし、札幌に戻ってきてから試すソバには、どうもあ200907261840001れほどの威力がないような気がするのです。

 環状線から一本入ったところにあるお店。シックな店内にはジャズが流れています。一昨年あたりに、一度来たことがあるけども、なぜか、しばらく足が遠のいていました。

 蒸し暑い日ですが、メニューを観て、穴子天ぷらそば(1000円)をオーダーしました。この店には、「つなぎを使っていないので出前はできません」との断り書きがあるほどです。ソバは少々、太めの田舎風です。

 ソバ、つゆともに及第点。腰の強さも好みです。ツユの塩加減もいいと思います。何より、ソバの風味が感じられたのがなによりでした。

 穴子の天ぷらは、下ごしらえがいま一つ。アナゴの生臭さが感じられて、少々、困りました。普通のざるそばにすればよかったと反省しました。天ぷらの大きさはいいのですがね。

 決して変な店ではないのですが、オーダーしたもので印象が変わってしまいます。難しいですね。なかなか、理想のソバ屋さんには巡り会えません。

 

スクリーン2009⑳

長さを感じさせない傑作

 スパイク・リー監督の「セント・アンナの奇跡」をスガイにて観る。傑作だ。2時間40分という長さを感じさせない。

 <あらすじ=goo映画より>ニューヨークの郵便局で働く定年間近の局員・ヘクターが、ある日窓口で切手を買いに来た男性客をいきなり銃殺した。前科や借金などもなく、精神状態も良好の実直な男だった。家宅捜査の結果、彼の部屋から長きに渡って行方不明となっていたイタリアの貴重な彫像が発見された。一向に犯行動機を口にしないヘクターだが、やがて重い口を開く。謎を解く鍵は第2次世界大戦真っ只中の1944年、イタリアのトスカーナにあった。

 アメリカ黒人社会を描き続けてきたスパイク・リー監督としては、異色の題材のようにも思える。しかし、「黒人にとっての第二次世界大戦」という視点からは監督の営為の延長線上にあるものだ。

 原作・脚本は、叔父がかつて黒人のみで編成された部隊「バッファロー・ソルジャー」の隊員だったジェームス・マクブライド。1944年8月12日、イタリアのトスカーナでナチスがイタリア市民を殺害したセントアンナの大虐殺を下敷きに作り上げた物語である。

 リー監督はこの虐殺の伏線に、イタリア人パルチザンによる仲間同士の裏切りを置いたため、イタリア国内で一部から強い反発を受けたそうだ。実際にパルチザンとして戦った老兵らからだ。しかし、監督は「謝罪はしない。悪いパルチザンもいただろうし、良いナチス親衛隊兵士もいただろうから」と突っぱねたという。立派だ。表現者として、素晴らしい。日本のメディアだったら、まず、謝ってしまうだろう。

 2時間40分。確かに不要だとも思われるエピソードもあるのだが、だれない演出はたいしたものだ。

 しかし、「宗教的メッセージ、ファンタジーと人種差別問題とは、同一の映画の中では論じきれないのではないか」などの批判もあるだろうな。そんな批判は、最初から想定したうえでの2時間40分だと思うがね。

イーストウッド研究⑭

いい感じ。しょぼくれCE

 こういうしょぼくれた芸人をやらせてもいいな、クリント・イーストウッド(CE)。1982年製作「センチメンタル・アドベンチャー」。CEが監督・主演を務めている。息子のカイル・イーストウッドも力演している。

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<あらすじ>原題は「ホンキイトンク・マン」。旅をしながら、安酒場で歌う男の物語である。CEはカントリー歌手レッド、カイルは甥っ子ホスを演じ、カントリーの本場マッシュビルでの成功を目指して旅するロードムービーだ。時代は大恐慌のころだと思われる。

 派手なアクションシーンは一切ない。ただ、歌うことが大好きな男と、彼に憧れる少年、そしてそこに絡んでくる味のある人物たちが醸し出す雰囲気を楽しむべき映画だ。「ブロンコ・ビリー」でもそうだったが、CEの売れない芸人に対するまなざしはいつも温かい。

 CE監督作品の本質は、このようなノン・アクションの映画に求められるのかもしれない。人の生きることの本質的な切なさの描写にあるのかもしれない。

 CE、けっこう調子こいて歌を歌ってます。それもまた、面白い。

イーストウッド研究⑬

抜群のドライブ感。疾走するCE

 「ガントレット」、やはり傑作だ。1977年作品。クリント・イーストウッド(CE)監督・主演である。CE、やはり、はみ出し刑事がよく似合う。

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<あらすじ>フェニックス市警の刑事ベン・ショックリーは、ある裁判の証人としてラスベガスから娼婦を護送するように命じられる。しかし、彼女は市警の上層部とマフィアとの癒着を証明する人物だった。護送途中にふたりを抹殺するちうのが、本来の狙いだったのだ。襲撃をかわしながら逃げるふたり。最後は乗っ取ったバスを鉄板で補強して、フェニックスの中心まで殴り込む。このバスに撃ち込まれる何万発もの銃弾がすさまじくも、美しい。

 「ガントレット」とは鞭を持った人々を2列に並ばせ、その間を罪人に走らせる刑罰だそうだ。武装警官が並ぶ中、のろのろ走るバスはまさしく、処刑のアナロジーである。

 娼婦役のソンドラ・ロックがたくましく、微笑ましい。アル中気味のCEに、置かれた危機的立場に気づかせ、叱咤激励しながら、時には逃避行の主導権さえ握る。この作品のあと、ふたりは愛人関係になったとされている。

 とにもかくにも、自動車、オートバイ、列車、そして最後のバスにいたるまで、「逃げる」ことを徹底的にドライブ感たっぷりに描き、疾走した画面を演出しているCE。

 しかしこの映画、大好きなもので、ビデオでも何回も見たのに、細部は忘れていたな。でも、オートバイグループに対するCEのやり口は明らかな権力犯罪である。

HANA-BI2009

Hanabi03 屋根にて。

 札幌に本格的な夏の到来を告げるのは、何あろう、豊平川Hanabi01の花火大会だ。このころからようやく、「盛夏」という言葉が使えるようになる。札幌の短くも本当に暑い季節が始まる。

 旭川から札幌に戻ってきた2006年から毎年、わが双子山山荘の屋根に上り、この花火大会を見物している。会場までは直線で5~6キロ離れていて、それほど大きく見えるわけでもないのだが、ビールをぐびりとやりながらの花火はまた、格別である。

 まあ、それだけの話なのだが。

Hanabi02

昼食としての現在※48

そば処 藤乃屋(1)=札幌市中央区円山西町1丁目

 休みをいただいたので、自宅・双子山山荘から山麓通り沿いに車で5分ほどのソバ屋さんへ。

 小さな店構えの割には、中は広く、庭もなかなか風情があり002_2ます。13時30分過ぎに行ったのですが、お客さんがたくさんいたのに驚きました。場所がちょっと不便なので、みなさん、車でいらっしゃるようですが。

 カモせいろをオーダー。1200円ですから、お昼のCP(コスト・パフォーマンス)としては少々・・・。

 出てきました。そばはもろに更科系の上品さ。しかし、どこか特徴がない。訴えかけてくるものがないような気も。もともと、私は田舎系のソバ臭さむんむん、ソバマッチョ系が好きなので、どうも中途半端なソバに感じられてなりません。

 つゆもちょっと甘すぎるのでは。カモせいろのつゆは、普通のもりそばのつゆなどに比べて、濃くするのでしょうか?

 総じて、今の時期、盛夏のソバは香りが感じられませんね。新そばの季節を待ちますか。

 

なぜ犬なんて生物がいるんだ!

哀しくてしょうがないじゃない。

 犬が好きだ。こいつら、何を考えてんだか、人間が大好きで、人間を頼ってくる。「ナイスな奴ら」だと思う。

 でも、そんなに頼られたって、人間にも限界があるからね。でも、こいつらにはわからないよな。だから、犬を捨てちゃいけないんだよ。信じ切っている存在をなぜ、裏切れるのだろう?星守る犬

 村上たかし「星守る犬」。犬好きには、いや、生き物の尊厳をわかっている人には忘れられない作品だと思います。

Book 星守る犬

著者:村上 たかし
販売元:双葉社
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悲しすぎる話ではないんだよ。むしろ、犬の存在を際立たせる話なんです。

 この村上たかし、覚えてますか? 「ナマケモノが知っていた」とかいう四コマ系のマンガを集英社のジャンプ系列に書いていたのでは? 確か、マンガで売れ、京都大学を中退したのでは・・・。

 ・・・。犬を飼いたいです。友達が欲しいですというようなインパクションと同様に。

イーストウッド研究⑫

へたれCE。どうしようもなし!

 クリント・イーストウッド(CE)主演の「ピンク・キャデラック」。観たけど、どうしようもない。サイテー映画です。

ピンク・キャデラック [DVD] DVD ピンク・キャデラック [DVD]

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2009/04/22
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<あらすじ>CEは保釈金逃れの罪人を追うバウンティー。偽札造りで捕まり、逃げた女を追ううちに、大金を隠したピンク色のキャデラックで逃げ回るはめに。ああ・・・、書いていても下らねえ。

<のうがき>とにかく、脚本がデタラメ。かなり早い時期に、アメリカの武装民兵に目を付けたのはいいけど、ぜんぜん、ネタが生かされていません。唖然としました。まあ、こういう映画にもでるからこそのCEなのかもしれないけどね。かっこつけるけど、ちっともかっこよくないぜ、CE!

同志がやってきた

panncho来て飲まずにいられることもなし

 まるごと14年前の話になるのか。労働組合運動に携わっていた。私は専従役員として、1年間、運動に埋没する日々を送った。

 その時、活動をともにした同志たちと構築した人間関係は、現在も宝である。

 そのひとり、pancho氏が函館からやってきたので、一献、傾けた。メンバーは同志dog、同志ズルシャモの4人である。

 経済環境を反映して、われわれが働く組織の事情は厳しい。口をつく言葉も、半ば絶望的なものだ。

 しかし、夢を語れなくなってはおしまいだというのが、私の持論だ。そのために、私たちは汗を流してきたのではないのか。したり顔になってはいけない。したり顔で絶望的な未来を語ってはいけない。

 友よ、まだ時間はある。頑張ろう。団結、ガンバロー!

友よ、もっと夢を語ろう

ドライブ・マイ・カー2009④

モエレ沼に向かう。

 昨日からの雨も上がり、太陽も出てきたので、札幌市東区のモエレ沼公園に向かいました。話には聞いていましたが、訪ねるのは初めてです。Moere

 我が家からだと、北1条通に出たら、ずっとひたすらまっすぐに走る。いつの間にか、豊平川のすぐ横を走っていたりして、東区の地形はよくわかりません。

 30数分で到着。広々とした、ゆったりした気持ちになれる公園ですね。北国らしい大らかさというか、雑さというか。まさに「ザ・北海道」。

 丘(でいいのかこれは?)の頂上からは恵庭岳も望めました。空も青い。これぞ、夏の喜び。もっともっと、暑くなれ!

DVDを観る2009⑪

絶望を与えることは映画としてOKなのかね?

 「ミスト」、DVDで観ました。すべての希望がなくなっていく映画ですね。ある意味、凄い。

ミスト [DVD] DVD ミスト [DVD]

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2008/09/17
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<あらすじ>アメリカのある州の片田舎が舞台。ものすごい暴風が吹いた翌日、住民は買い出しのために地域唯一のスーパーに買い物に行く。しかし、その間に濃い霧がスーパーを覆う。霧の向こうには「何か」がいる。ひとりひとり、正気を失っていく果ての最終決断は?

<のうがき>とにかく、「いやな映画」です。きょうみたいな雨の日に見るには最適ですね。人生への希望? へっ! てなもんです。人間って、追い込まれれば追い込まれるほど、くだらなくなっていく。よくぞリアリズムで描いたもんです。原作はスティーヴン・キングなのですが、私は読んでいません。「グリーンマイル」以降のキングはすべて、ダメだと思うから。だから、これも小説で読んでいたらだめだと思う。このわけのわからない、霧というメタファーでしか、この映画のどうしようもなさは表現しえないのかもしれない。

 とにかく、その日一日、落ち込むぜ。観たくなければ、観ない方が良い。「ダークナイト」のような、暗いエンタティンメントだね。

GP@2009

そしてまた。

ことし何回目のGPかな。エコノミストのまっちゃん夫妻、7月から職場をともにしている同期のK氏ご夫妻をお招きした。K氏はわが双子山山荘は初めてだ。

Gp いろいろとお土産を、ありがとうございました。それに伴う、おもてなしができたかどうか。夫婦ともども、いつも、頭を悩ませております。

昼食としての現在※47

とんかつと豚肉料理とん八(2)=札幌市中央区南1条西3丁目パルコ8階

 やはり、ここのとんかつはうまいというのが私の結論である。豚肉は、うまい。平牧三元豚なるものがどういうものかはよく知らないが。200907171257001

 しかし、「ランチタイムメニュー」なるものを頼むと、後悔するのだ。ここではきちんと、ロースかつ定食以上のものを頼もう。1380円と、CP(コストパフォーマンス)的には疑問も残るが、まあ、ご飯もみそ汁も、そしてキャベツもお代わりOKだからな。

 豚肉は、うまい。この年齢になって、ようやく、わかってきた。だから、とんかつも好きになってきたのさ。

 とんかつがいつでも食べられるような人生が一番、幸せだって話が、「美味しんぼ」にあったけどね。

昼食としての現在※46

中華楼(1)=札幌市中央区北2西3

 去年あたりまで、たまに来てたんだけど、最近はあまり、来なくなった。まずい店じゃないんだけどね。

 写真の通り、かなりのボリュームです。これはAランチで、チ200907161309001ンジャオロースー定食。チンジャオは美味。化学調味料の味ですけど。でも、コメの炊き方がゆるい。でも、CP(コスト・パフォーマンス)的にはOKではないか。

 店のつくりはゆったり。落ち着いたランチが味わえますね。

スクリーン2009⑲

女優冥利に尽きるだろう

 ステラプレイスにて「愛を読む人」を観る。素晴らしく、丁寧に作られた映画であると思う。主役のケイト・ウィンスレット、このような役を演じることができて、役者冥利に尽きるのではないか。アカデミー主演女優賞を受けただけのことはある納得の演技である。

愛を読むひと

<あらすじ=goo映画より>1958年のドイツ。15歳のマイケルは21歳年上のハンナとの情事にのめり込む。ハンナの部屋に足繁く通い、請われるままに始めた本の朗読によって、2人の時間はいっそう濃密なものになるが、ある日、ハンナは忽然と姿を消す。1966年、大学で法律を学ぶマイケルは傍聴した法廷の被告席にハンナを見つける。裁判に通ううちに彼女が必死に隠し通してきた秘密にようやく気づき、衝撃を受ける。与えられた職務を全うした1人の女性。決して許されない罪を犯したのだとしても、彼女は彼女のなすべきことをしたのだ。本作の主題はホロコーストの追及や、禁断の愛を描くことではない。そのとき、もしハンナあるいはマイケルの立場だったら何が出来たかを、観る者ひとりひとりに問う人間性についての映画なのだ。原作はベルンハルト・シュリンクの世界的ベストセラー「朗読者」。ケイト・ウインスレットによって、弁解を一切しない孤高の女性ハンナの人物像が小説よりも明確に浮かび上がる。相手役の新人デヴィッド・クロスも好演。監督は「リトル・ダンサー」の名匠スティーヴン・ダルドリー。

スクリーン2009⑱

静かなる画面と熱い演技と

 ステラプレイスにて「ディア・ドクター」を観る。名作である。俳優たちの健闘が光る。しかし、画面は静かだ。静謐だ。

ディア・ドクター

<あらすじ=goo映画より>山間の小さな村のただ一人の医師、伊野が失踪した。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。やがて刑事が二人やってきて彼の身辺を洗い始める――。失踪の2か月前、東京の医大を出たばかりの研修医・相馬が村にやってくる。看護師の朱美と3人での診察の日々。そんなある日、一人暮らしの未亡人、かづ子が倒れたとの一報が入る。

スクリーン2009⑰

生き抜く少女

 スガイにて「ミーシャ ホロコーストと白い狼」を観る。

ミーシャ/ホロコーストと白い狼 

 <あらすじ>第2次大戦下のベルギー・ブリュッセル。8歳のユダヤ人少女・ミーシャの両親が、ナチス・ドイツにとらわれてしまう。ユダヤ人ネットワークの尽力でベルギー人家庭に匿われるミーシャだが、「両親は東にいる」ことを知り、小さなコンパスだけを頼りに、東に向かう。

本を読む日々2009※25

切なさ。それが恋。

 福島空港の売店で買って、札幌駅に着く前に読了していました。いいですね、金城一紀の「対話篇」。切ない恋の物語が3篇、収められています。

対話篇 (新潮文庫) Book 対話篇 (新潮文庫)

著者:金城 一紀
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 拙いが、拙いが故の恋。その切なさを表現して、なかなかの作品ではないか。「GO!」「レボリューションNo.3」。この作家の作品は好きだが、そう、テクニック的には稚拙だな。そこが魅力なのだ。

旅を打つ2009⑮

そして帰路へ。

 旅打ちの最終日です。

 大子町を離れて、常陸太田市水府にある龍神吊橋へ。地上Turihasi_2からの高さ100メートル、長さ350メートル。一時期までは世界一長い吊り橋だったそうです。          

 確かに壮観なんですが、まあ、それでどうしたというか。単に、長い吊り橋ですからね。

 でも、吹く風涼しい、素晴らしいところです。ウグイスのさえずりを聞きながら、ぼけ~っとしていると本当に気持ちの良いところです。

 昼食ということで、またしても、蕎麦を食したわけです。今回の4日間中、3回が蕎麦でした。Soba

 ここ常陸太田市水府地区は「常陸秋そば」なる品種が有名で、全国的なそばどころだそうです。

 細い道を延々と走って、赤土地区というところにある「西金砂そば工房」へ。

Nekonaki

Sekirei Tibame Urutora

旅を打つ2009⑭

素朴なる町であることよ!

 まあ、この茨城県大子町は素朴なところです。おもな産業は観光に農業。生産物はこんにゃく、そば、そして「日本一うまい」と豪語するコメ。Ayu01 そして町を貫いて流れる久慈川のアユ。

 アユの刺身は美味でした。ふつう、アユは胴を輪切りにする「背越し」で食べますが、ここのものは三枚下ろしにしています。ぷりぷり、しこしこ。その食感は何にもたとえようがありません。臭み、匂いなどはまったくなく、清流の香りというものだけを感じます。

 かつては4万人ほどいたという大子町の人口ですが、今では2万1千人とか。そのため、小学校の閉校も相次いでいるようです。

 そんな閉校校舎を活用し、いろいろな活動をしています。「おやき学校」は伝統的なお菓子を製造し、また外部からの研修にも活用してもらおうという試み。地味ながら、滋味あふれるおやきです。

Oyaki Botti

 「ぼっち」というのは、稲刈りのあとに出た、いな藁を束ねて作る塔(と言ったら大げさか)のようなもの。廃校を利用して、その「ぼっち」作りを教える学校もあったようですが、今ではそちらの方も閉校しているようでした。かつの愛犬の名前が「ボッチ」なので、なんとなく、さびしく思いました。

旅を打つ2009⑬

月待の滝の清々しいこと!

 大子町にあるのは、袋田の滝だけではありません。月待の滝という風雅な名前の滝もあります。

 滝のすぐ横に店を構えるお蕎麦屋さんの私有地を経ないとアプローチできない滝です。ですから、店ができる以前は知られざる滝でもあったようです。

Tukimati  しかし、今の店主が「なんとか滝をデビューさせたい」と頑張り、私有地を開放し、誰でも滝に近寄れるようになったのです。プライベート・フォールの開放ですね。

 この滝の特徴は瀑布の裏側に回って鑑賞できるということ。写真のように、ですね。

 落差10数メートルのこぢんまりした滝なのですが、その水しぶきは清々しく、まさに「マイナスイオン」が体感できます。

 ここの店主の打つ蕎麦も絶品です。腰のある、力強い麺で、つゆもその力強さに負けていません。Momizienn 修行のために全国を食べ歩くなど、努力の人でもあります。年齢は私と同じ51歳。私もまだまだ、老ける訳にはいかないと思ったのです。

旅を打つ2009⑫

袋田の滝を見に行く。

 茨城県は大子町の袋田の滝を見に行きました。日光・華厳の滝、那智の滝と並ぶ日本三大名瀑のひとつだそうです。

 新千歳から福島空港便というのが出ていて、朝の8時15分に出発すると、もう9時30分には福島空港。そこからレンタカーで約1時間。意外と、近いものです。

Hukuroda01 トンネルを歩くこと約200メートル。眼前にどーん、という感じで現れます。しかし、今年は水量が少ないとか。多いときは観望台にいても、かなりの水しぶきを浴びるそうです。

 しかし、湿気はすごい。着ているシャツがあっという間にべとべとになります。

 まあ、この滝についてはおいおい。

 ホテルの壁面に、3組のツバメが巣を作っていました。そろそろ、旅立ちの時も近Tubame01いようで、盛んに飛び回っては、えさを取っています。そのおかげか、蚊などの虫の姿を見ることはなかったのです。

 ちなみに私は本日7月8日をもちまして、51歳になりました。進歩なき51歳ですが、以後もよろしくのお引き立てをお願いする次第です。旅の空から、よろしく、お願い申しあげます。

昼食としての現在※45

タージマハール(1)=札幌市中央区北2西3、正門館ビル2階

 敬愛するダジャレマンYさんと、7月から職場が一緒になった同期のK氏と200907071306001ともに昼食を取る。「たまには、スープカレーではないカレーを」ということでインドレストランのここ、タージマハールに。調べてみたら、昨年の11月以来。随分の御無沙汰だった。

 ラムカレーセットをオーダー。辛さは最強の「ベリーベリーホット」。それにラッシーをつけて1100円だ。

 手を油でべたべたにしながらナンを引きちぎり、ルーにつけては口に運ぶ。食器を使わないと、食の官能性がかなり直接的に味わえるのではないかと思う。

 辛さはそれほどでもない。しかし、本格的なのだろうか、コクのあるルーである。でも、腹の弱い私などは、本物のインドのカレーを食したら、腹を壊しそうだな。

 美味。本日は札幌もかなり気温が上昇し、真夏を思わせる天気だったのだが、食後、外に出たら汗が引き、涼しさを感じたのである。やはり、「暑いっちゃカレー、寒いっちゃカレー」である。

 しかしこの店、西岡やファクトリーに現在、支店があるのだが、さらに千歳や狸小路にも進出するとか。インド人は商売がうまいぜ!

実り2009①

まずはキュウリ

 うちの畑の、今年最初の収穫です。キュウリです。10センチほどか030な。

 トマトはまだまだ、青い。6月下旬の気温がなかなか上がらなかったから、どうなるのか。

昼食としての現在※番外編①

200907051932001 グリュ・ス・ゴット(1)=札幌市中央区円山西町8丁目

 ウィークデーの昼食というわけではないが、酒抜きの日の晩飯を味わったということで記録しておこう。

 ここ山麓道路沿いにあるこの店は1986年の創業だという。うちからほぼ2㌔。以前から気にはなっていたのだが、入らずにいた。ハンバーグの店である。

 びらとり和牛100%だというハンバーグは180g1800円からだから、割高感はある。休日の晩餐にぴったりなのかもしれない。

 しかし、コーンポタージュにサラダ、ハンバーグ、ライスに食後のコーヒー(チョコレートフレーバーが特徴)というラインナップからすれば、CP(コストパフォーマンス)はなかなかなのかもしれない。

 俵型のハンバーグはレアの状態で出てきて、熱い鉄板の上でソースをかけて仕上げる。個人的には、ソースの味がもう少し引き立った方がよろしいのではないかと思った。さらに、もう少しレアな感じが出たほうが野性味があって楽しいのではないか。全体的に、ハンバーグ自体のうまさは、南3西3にある「牛亭」の方が上位であると思う。

 しかし、旨いことは間違いないと思う。また、しばらくしたら行きたい。この「しばらくしたら」がミソだな。

イーストウッド研究⑪

切ない傑作。コスナー好演

 クリント・イーストウッド(CE)が監督し、出演もしている「パーフェクト・ワールド」(1993年作品)をDVDにて観る。これはなかなかの傑作ではないか。主役のケビン・コスナーが実によい。

パーフェクト ワールド [DVD] DVD パーフェクト ワールド [DVD]

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2009/04/22
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 舞台は1963年のテキサス。脱獄犯ブッチ(コスナー)と、人質になった8歳の少年フィリップ(T・J・ロウサー)の逃避行を描くロードムービーだ。CEは当初、監督に専念sる予定だったが、コスナーが希望したため、ブッチを追う地元警察署長を演じることになったという。

 父がいない少年と、幼いころに父親から虐待を受けたふたりはいつの間にか心を通わせるようになる。その旅はどこか牧歌的であり、ユーモラスでもある。しかし、終盤になって、ドラマは急変する。虐待のトラウマが蘇ったブッチの暴力衝動は、悲劇的なラストへのイントロダクションになる。

 コスナー、この作品で確実に芸域を広げたのではないか。粗野な部分とナイーブな部分を併せ持つアウトロー。不安定なこころが、揺れている。少年フィリップもまた、いつも泣きそうな顔をして、孤独なこころを震わせている。

 そんなふたりが目指した「パーフェクトワールド」。しかし、それはどこにもない世界なのだった。

 CEのニヒリズムなのか? 何が「完全な世界」なのだろうか? 切なすぎる傑作である。満足したっ!

昼食としての現在※44

芸術の森レストラン(1)=札幌市南区常盤、札幌芸術の森内

 札幌交響楽団員に会う合間を見ての食事ということで、施設内アートホール横の管理棟内に入っているレストランへ。まあ、いろいろメニュー(洋食Dsc_0051中心)はあるのだが、ついつい、スープカレーを頼んでしまった。880円だ。

 新緑を背景に立つ屋外彫刻が見える窓側の席にての食事。なかなかのロケーションではある。

 しかし、出てきたスープカレーにコクは皆無であった。見事なほどに、コクがなかった。「カレー風味スープ」なのだ。たぶん、出来合いのものを加熱して出しているだけなんだろうな。札幌の中心部では勝負にならん味だぜ。ここだからこそ、やっていられるというか・・・。 この手の施設内の食事は常に、裏切られるDsc_0053傾向にあるな。

しかしこの札幌芸術の森という施設は素晴らしい。札幌市民として誇りに思える施設である。

 だからこそ、ソフトの充実が望まれるのだ。食事なども含めてね。

昼食としての現在※43

琉球ダイニング ちゅらり(1)=札幌市中央区南1西2、南1条Kビル地下1階

 以前はとんかつ屋が入っていたスペースに開店した。気にはなっていたのだが、入るのは初めてだ。その名の通り、沖縄料理で昼はランチ、夜は泡盛を飲ませる。

 「ゴーヤ沖縄そば定食」をオーダー。850円なり。メーンはゴ200907021310001_1ーヤチャンプル。これにライスがどん。さらに汁ものとして沖縄そば。紅芋ポテトサラダ、マンゴーの漬物というラインナップ。食後にはスイーツも出る。なかなかのコストパフォーマンスである。

 チャンプルにはスパムも入ってなかなかのボリューム。しかし、全体的に味が単調なので飽きてしまうことも否めない。もう少し、代り映えのする味の方が楽しめるような気もするが・・・。

 しかし、食後のスイーツは美味でした。あと店員が元気で接客も万全なのだが、「めんそ~れ~」の掛け声が少々、うるさい。

本を読む日々2009※24

渋沢一族の迫力、もしくはかつての日本人の大きさ

 佐野眞一の「旅する巨人ー宮本常一と渋沢敬三」が面白かったので、その続編とでもいうべき「渋沢家三代」を読んでみる。これもまた、実に迫力に満ちた評伝である。

渋沢家三代 (文春新書) Book 渋沢家三代 (文春新書)

著者:佐野 眞一
販売元:文藝春秋
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 もう11年も前に出た本なのだが刊行当時、読むことを怠った。残念なことをした。

 武州・血洗島の豪農の息子に生まれた渋沢栄一。倒幕運動に加わり、その後は最後の徳川将軍・慶喜に仕え、さらには慶喜の弟とフランスに留学。西洋社会を実見した結果、資本主義を日本に根付かせることの重大性を認識し、さまざまな事業にかかわり、実績を上げていく。しかし、その嫡男は遊蕩に溺れ、廃嫡の憂き目に。栄一の期待は孫の敬三に傾けられる。

 バブル崩壊以前の、拝金主義ではなかった日本人の原像が渋沢家にはある。「金儲けはいけないことですか?」と叫んだ男には決して気づくことができないであろう、資本主義の精神があった。その清々しさと人間性の大きさには圧倒されるばかりだ。

 

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