本を読む日々2009※7月まとめ
このほか、7月はこんな本を読みました。
①ドゥエイン・スウィアジンスキー「解雇手当」☆☆ 著者:ドゥエイン・スウィアジンスキー解雇手当(ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元:早川書房
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<ひとこと>カス。最低ミステリ。マンガじゃねえっつーの
②吉村昭「死顔」☆☆☆☆
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死顔 (新潮文庫) 著者:吉村 昭 |
<ひとこと>この作家の遺作。最後まで、冷徹なる意識を持って物を書き続けようとするその作家的自意識には感服せざるを得ない
③青沼陽一郎「私が見た21の死刑判決」☆☆☆★
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私が見た21の死刑判決 (文春新書) 著者:青沼 陽一郎 |
<ひとこと>オウム関連への考察は注目に値する。力作ではあると思うが、「反裁判員制度」ありきの感も禁じえない
④小谷野敦「私小説のすすめ」☆☆☆★
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私小説のすすめ (平凡社新書) 著者:小谷野 敦 |
<ひとこと>私小説復権のための一里塚。挑発的に文学の現在を批判する
⑤辛酸なめ子、木原浩勝「大人の怪談」☆★
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大人の怪談 (角川oneテーマ21) 著者:木原 浩勝,辛酸 なめ子 |
<ひとこと>全然、怖くねえ。二人の話が全然、かみあっていないのでいらつくこと甚だしい
⑥小林よしのり他「日本を貶めた10人の売国政治家」☆★
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日本を貶めた10人の売国政治家 (幻冬舎新書) 販売元:幻冬舎 |
<ひとこと>気持ちはわかるが、売国というような「強い言葉」を使うことはある意味、言説の終わりなんだよ
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