最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 本を読む日々2009※5月まとめ | トップページ | イーストウッド研究⑥ »

イーストウッド研究⑤

薄っぺらいぜ、CE!

 1968年、ドン・シーゲル監督の「マンハッタン無宿」をDVDで観る。クリント・イーストウッド(以下CE)がアリゾナの保安官補。ニューヨークに犯罪人を引き取りに行くお話。

マンハッタン無宿【ユニバーサル・セレクション1500円キャンペーン/2009年第4弾:初回生産限定】 [DVD] DVD マンハッタン無宿【ユニバーサル・セレクション1500円キャンペーン/2009年第4弾:初回生産限定】 [DVD]

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2009/05/09
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 田舎の刑事が都会で大暴れするというパターン。「警部マクロード」の原案でもあるらしい。しかしまあ、若き日のCE、なんとも軽薄な優男。アリゾナから来たのに、ニューヨークの人間は区別がつかないから「ヘイ、テキサス!」なんて呼ばれている。未成年の少女とベッドに入るし、女性刑事は口説くしの節操なし! しかも、いい男ぶっているから、救いがない。

 でも、悪口じゃないんだよ。褒め言葉としての軽薄さなんだよ。

 まあ、飛躍するための1作なのだろう。

 時代背景としてサイケなポップ・カルチャーがあり、今見ると、とてつもなく時代遅れ。「新しいものは古くなる。確実に古臭くなる」ことを痛感させられた。

 昔、よくアメリカの警官映画に出ていたリー・J・コッブがNYの刑事役で出ていた。いい味を出している。

« 本を読む日々2009※5月まとめ | トップページ | イーストウッド研究⑥ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イーストウッド研究⑤:

« 本を読む日々2009※5月まとめ | トップページ | イーストウッド研究⑥ »

2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31