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本を読む日々2009※21

素晴らしき日本人たち

 佐野眞一のノンフィクション「旅する巨人」を読了。民俗学者・宮本常一と渋沢財閥の三代目・渋沢敬三の生涯と交流を描いている。タイトル通り、巨人たちの肖像である。明治の人間が大きかったのか。そのスケールには圧倒される思いだ。

旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三 (文春文庫) Book 旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三 (文春文庫)

著者:佐野 眞一
販売元:文藝春秋
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 生涯のうち4000日を旅の空で過ごした宮本常一。その彼をはじめ、多くの民俗学徒のパトロンだった渋沢敬三。なぜ、そのように清廉に生きることが可能なのか。山口県周防大島の貧農出身の宮本と、財閥三代目の渋沢。その奇跡的な交わりが可能だったのは時代か。

 この本については今後も、触れていかねばなるまい。近代日本が生んだ、いや、内包していた最高の資質・品性を持っていた日本人。

 吉本隆明的な「大衆の原像」がここにある。私はいままで、そのイメージが結実しなかったのだが。

⇒☆☆☆☆

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