最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 庭のお客さんたち⑨ | トップページ | 花、咲いて散る »

本を読む日々2009⑳

わけわからないけどさあ。

 ブックオフで1冊100円で買ったディーン・クーンツの「ドラゴン・ティアーズ 上下」を読了する。いつもながらのクーンツ節。ご都合主義。わけのわからない因果関係。

ドラゴン・ティアーズ〈上〉 (新潮文庫)

 男女二人組の警官やホームレス母子、アル中男が一晩に出食わす恐怖を描く。「お前を夜明けまでに殺してやる」と断言する謎の大男・チクタクマン。神出鬼没のこの男の正体は何のか?

 時間が止まるし、とにもかくにも、ぐちゃぐちゃなんだけど、とにかくイカすのが犬がしゃべることなんだ。クーンツは本当に犬好きのようで、それこそスーパードッグを主人公にした「ストレンジャーズ」で知られているけど、この作品に登場する犬・ウーファーもなかなかのもんだよ。「怖くない、怖くない、怖く何かない。犬なんだから」と独り言を言いながらモンスターに立ち向かう姿は感動的。この小説の本当の主人公です。

« 庭のお客さんたち⑨ | トップページ | 花、咲いて散る »

読書2009」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本を読む日々2009⑳:

« 庭のお客さんたち⑨ | トップページ | 花、咲いて散る »

2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31