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おんがくん2009②

「やっぱりたくろうから始まる」の巻

 このブログでも何回か書きましたが、よしだたくろうは、私たち(昭和33年世代)のイコンなのです。彼がいなければ、今の私はいません。しかし、たくろうの欠点は
「保守化」「何を歌っても同じ」「話がつまらねえ」ことです。

 音楽性においては井上陽水の足もとにも及ばないし、先駆性というか思想性はまったくない。岡林に完敗し、肥やしにするほどもない。パフォーマンス的にも泉谷に負ける。単なるフォークバカ。そんな、たくろうを好きになったのはなぜだろう?

 当時、中学2年。「旅の宿」。こんな曲がなぜ、中学2年生男児のこころに響いたのだろう? 不思議だ。

 でも、すべての僕の音楽シーンはたくろうから始まっていくのだ。

 たぶん、ズルシャモも、まっちゃんもそうだと思うが違うかね? 同世代人たちよ。何回かにわたって語っていくよ、たくろう。でも、曲を聴けよ、諸君。

 

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音楽2009」カテゴリの記事

コメント

中学時代はたくろうが主であった。
陽水、泉谷、高節は従だった。
結婚しようよ、旅の宿、おきざりにした悲しみはなど、中学生には分かるわけない。
情報源はラジオ、レコード、新譜ジャーナル、ガッツ。
思い出すままに書いていきます。

おお!づかこ!
本当になぜ、たくろうだったのかな?
音楽性はたいしたことなかったのに。
パフォーマンスかな? テレビ出演拒否とか。
出ないことによる、インパクトをうまく利用した。
それにしても「新譜ジャーナル」はださかった。学級委員的フォークしかのってなかったぞ。

中二くらいの時にTV東京でたくろうのコンサートの番組を見た。日曜の午後だったかな。

森進一が襟裳岬でレコード大賞を取ったとき、作曲者としてたくろうがGジャンGパンで舞台に出てた。岡本おさみはいたのかな?

襟裳岬のレコ大、思い出すな。大晦日、克なりの家で見たよ。
その襟裳岬の近くで働くとは当時は予想だにしなかったのにな・・・(遠い目)。
岡本おさみもステージに上がったと記憶しているよ。

中三の頃、なけなしの小遣いから2枚組のLPレコードをかった。
エレックレコードの「たくろうライブ」
片面が全部「人間なんて」だったような気がする。

「旅の宿」が中2のころか。アルバム「ともだち」は斬新だったな。イメージの詩、わたしは狂ってる、されど私の人生などなど。
結局、「人生を語らず」までだったけどな。「贈り物」でたくろうは完全に終わった。「捨てちまうよ 君のくれたものなんて」はそのまま、たくろうに与えるべきフレーズだ。

「準ちゃんが吉田拓郎にあたえた偉大なる影響」のもと歌はボブデイランのものと聞き、デイランを知った。

「準ちゃん」のオリジナルはディランの「ハティ・キャロルの寂しい死(ザ・ロンサム・デス・オブ・ハティ・キャロル)」。この詩に出てくる、黒人のメイドを殴り殺した「ウィリアム・ザンジンガー」はつい数年前に亡くなったのだが、ずっと「ディランの野郎のおかげで名前が売れちまったぜ」とうそぶいていたとか。すごい国だよ、アメリカは。たくろうは、その上澄みだけをすくって、思い切り私的な歌詞をつけたわけだね。

広島フォーク村は?

フォーク村についてはほとんど知らない。
どんな人がいたの?

古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろうを自費制作したらしい。イメージの詩と同じ曲。たくろうの歌で、わしらのフォーク村があったなあ。

たくろうって、人と組む感じはしないけどな。

アルバム「元気です」、良かったなあ。

「元気です」が原点だね。
「暑中お見舞い」で始まるアルバムは何だったっけ?
アルバム、買いに行こうかな。

お伽草子だったかな

本当だ。お伽草子のB面に入っている。
お伽草子なら持っているよ。
でも、記憶って曖昧だな。

確か中二だった。
このアルバム発売がたくろうの暴力事件で延期になった。

「暑中お見舞い申し上げます」を聴いて教室で隣に座ってる娘に暑中見舞いハガキを出した。
それだけでどきどきした。

たくろう、新譜出したらしいぜ。
買う気もしないけどな。

最後に買ったアルバムは「ローリングサーテイ」
「今はまだ人生うぃ語らず」以降はどうもしっくりこない。

最後に買ったアルバムは「ローリングサーテイ」
「今はまだ人生を語らず」以降はどうもしっくりこない。

たくろうは、うまく言語化できないんだな。
言葉を否定したところがあるからな。
「言葉が身体を裏切っていく」って歌詞があったような。
肉体派・たくろう。
でも、言語化はどこかの段階で、シンガーにとっては不可欠なものなのだ。その欠如さが、たくろうの失敗の元なのかもしれぬ。

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