二酸化マンガン③
久しぶり!
さくらももこの「ちびまる子ちゃん」の第16巻が書店で平積みになっていた。何年ぶりの刊行だ?
最初に読んだのは釧路に勤務していたころだから、まだ昭和の時代だった。実に新鮮な切り口で「こども時代」の馬鹿らしさ、くだらなさを漫画化していたと思う。
その後、テレビアニメにもなり、すっかりメジャーになってしまったまる子だが、単行本が出るたびに必ず、買っていた。それにしても、久しぶり。「りぼん」などでも何か月に1回しか掲載していないので、なかなか、作品がたまっていかないのだろう。
内容は、相変わらずのさくらももこの世界だと思う。それほど変質はしていないと思う。周りのキャラクターが自在に動き回る、独自の世界である。
新聞連載のまる子は評判が悪い。しかし、私は応援している。このキャラクター群像が理解できないと、さくらももこの世界はわからないのかもしれない、と読み続けてきた人間特有のゴーマンさを打ち出しながら、「がんばれ、まる子!」と友蔵のように、応援してしまうのである。
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