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ダメじゃん、J9堂

しっかりしろよ。

 「在庫150万冊!」を売りに堂々、札幌に進出してきた大書店「J9堂」だが、ダメな体験をしたので報告しておきます。

 まずは本がありすぎるから、店内にある検索コンピューターで求める本がどこにあるかを確認したわけです。そして、まず1冊は「4階のコミックの棚の7番」ということなので、そこに行った。しかし、ないのです。いくら見ても、その作家の本自体が1冊もない。そこで通りがかった店員に聞くと、「新刊コーナーにあります」とのこと。まあ、出たばかりの本だからね、仕方ないかなとも思いましたが、検索の意味がねえよ。

 そしてもう1冊を求めて、検索マシンが教えてくれたように地下2階の棚12番「映画」のところへ行った。そしたら、棚は11番しかない! 何だこれ? でたらめじゃん。でもまあ、映画の棚のところをずっと見ていたのだが、ない。そして店員に聞くと、「在庫を調べてみます」と事務所内へ。すると7、8分待たされた揚句、「1階の文芸書のところにありますのでそちらへ行ってください」という。切れた。検索の意味がなく、客をあちらこちらに引き回すとは何事だ! 検索に従ってきたのだから、そちらから持って来いってなもんです。

 とにかく広く、本が多いから店員自体も自家中毒を起こしてしまっているのですね。まだ不慣れなこともあるでしょうけど、検索マシンのデタラメさは早くなんとかしてください。せっかくの在庫の多さがあだになってしまいます。私自身、しばらくは足を運びたくないな。ちょっと会社からは遠いけど、駅前のKK屋本店に行ってしまうな。

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