ディラン、のびのびと。
何を考えているのだか。
ボブ・ディランのブートレグ・シリーズ第8集「TELL TALE SIGNS」を聴く。1989年以降のアルバムに収録されなかった音源などを集めた2枚組だ。このほかにも1枚だけ、3枚組に豪華写真集が付いたヴァージョンも出ているが、まあ2枚組でよかろうよ。
![]() |
![]() |
テル・テイル・サインズ アーティスト:ボブ・ディラン |
1989年以降って、私自身もディランからかなり遠く離れていた時代で、まったくと言って聴いていなかった。あのころのアルバム「タイム・アウト・オブ・マインド」も「オー、マーシー」も持っていない。
しかし、この2枚組を聴いていると、ディラン、実にのびのびと歌っているのだ。オリジナルアルバムより、楽しげに歌っているのではないか。なぜ、こういう音源を使わずに変な方を公式発表してしまうのだ、ディラン? 何を考えているのだ? 中山康樹がよくいうように、何も考えていないのだろうなあ。
« 書評2008◎67 | トップページ | 旅を打つ⑨ »
「ボブ・ディラン」カテゴリの記事
- 三国一のディラン野郎2012①(2012.05.10)
- 初々しくも老練に(2010.11.04)
- それでもディラン⑤(2010.07.03)
- それでもディラン2010④(2010.07.02)
- それでもディラン2010③(2010.06.18)
この記事へのコメントは終了しました。
« 書評2008◎67 | トップページ | 旅を打つ⑨ »
コメント