すべては終わった、ベイビー、ブルー①
青春の光と影。
行ってきました。中学校の同窓会。東京都葛飾区立水元中学校昭和48年卒業組。幹事の皆さんは本当にご苦労さまでした。
正直、ハード・デイズ・ナイトでした。それは変な意味ではなく、35年間の時空を超えて、中学3年間の自らの愚かさや、恥ずかしい記憶がぐっと押し寄せるという意味でのハードさだったのかもしれません。
35年ぶりに会っても、わかる人は、わかる。古い人は、小学校3年生のころから知っているわけです。だから、顔などは記憶しているものなのですね。
この35年という年月を解釈するのはそれぞれであり、それはそれでしかありません。
好きだった女の子たちは、すでにお孫さんがいるそうです。それはそうですよね。当然の、年齢の取り方をされている。そこに違う思いを抱く、僕の方がおかしい。ただ、確実にいえることは、すでに歳月は流れてしい、僕と彼女たちは、永遠に交わることのない平行線の中を歩いて行かざるを得ないということです。
そんなことは当たり前すぎるほど当たり前であり、ここに書くほどのことでもないのですが、確実に、青春が終わったことを実感しました。イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー、ブルー。ディランの名曲を想起します。
誤解なきよう。何も僕は彼女たちと関係性を持ちたいのではない。ただ、あれほど美しい彼女たちと、かつてかかわることができず、そして今となってはまったく手遅れな状況にあって、嘆息しかできない自分に嫌気がさすのです。ああ、誰にもわかってもらえないだろうけどな。
彼女たちは美しかった。そして、今も美しい。正しく生きる姿そのものが美しい。僕は眩惑されるしかない。青春の光を浴びながら、影の部分でしか歩けなかった自分を恥じるしかない。
「帰らない日々」という言葉の真の意味を、僕は今、かみしめている。
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