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DVD観賞録70

暴力のカタルシス。

 サム・ペキンパー監督の「わらの犬」を観る。いいですね。ペキンパー節が大爆発です。暴力万歳ですね。

わらの犬

 <あらすじ>若きアメリカ人数理天文学者(ダスティン・ホフマン)が、妻(スーザン・ジョージ)の郷里であるイギリスの片田舎に引っ越してくる。そこに田園の静謐を見出そうとするホフマンだが、田舎の人間はしたたかである。妻に卑猥な視線を投げかけ、頼んだ大工仕事もサボタージュ気味だ。さらにホフマンを挑発するかのように飼っていた猫を殺す。そして、ついに留守中に妻も犯されてしまう。 ある夜、暴徒からのリンチを受けそうになっていた知恵遅れの大男をホフマンが保護。暴徒たちはホフマンの家に押し寄せる。我慢していた「何か」がホフマンの中で切れる。暴徒たちを最後の一人まで抹殺すべく、ホフマンは戦う。

 現代アメリカに横溢する暴力から逃れるためにイギリスに来た主人公が、結局は最終的な解決法として用いたのが暴力というお話。さまざまな示唆に富む。ラスト、皆殺しの果てにホフマンはすっきりした表情をする。そこがなんとも、怖い。

 この映画、中学生のころに東京・葛飾区青砥にあった京成名画座で観たぜ。おんだと克成と。スーザン・ジョージが犯されるシーンには興奮した。中学生には刺激が強過ぎました。

 

 

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