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35年前の世界

何を考えて生きていたのかわからない。

 先日、東京に行った時、中学一年生の時からの友人、ねせきくんとあった。11月に中学校のクラス会があると聞いた。「へえ」と思った。「ねせきが行くんなら、また、東京に来るぜ」といった。

 懐かしいだけさ。卒業後、35年。一回も同窓会に出たことはない。

 ぼくやねせきくんが出た中学校は、東京都も東のはずれの葛飾区にあります。その葛飾区の中でも、埼玉や千葉に接している地区にあり、本当に田舎にありました。ご存じでしょうか? 今では公園としての名前が高い水元にある中学校なんです。偶然でしょうか、室蘭市にも水元地区に中学校があるらしいです。

 どこまで本当だかわからない不良伝説が多く、さらに本当の不良も多く、混乱の中学3年間でしたね。自分のことは棚に上げると、バカばっかりで、知性のかけらもない学校でした。決してぼくが優等生だったというわけではないですよ。全体のアトモスファーが決定的にダメだった。先生もやる気なさそうだし。その中でも素晴らしい先生がいて、鼓舞されたけども一方のだめな先生で意気消沈したりして。

 とにかく、「早く良い高校に行って、こんな環境から脱してやる!」というのがぼくの心根でした。そのために、ぼくなりの努力をしたつもりです。自慢しても仕方ないけどね。

 それなのに、ぼくは出席はがきに「出席する」と書いたのです。行ってみたいな、と思ったのです。

 たぶん、北海道から出席するやつなんていないだろうな。でも、出ます。なぜ? そのメンタリティーが自分でもわからないのです。

 きっと、誰の顔も名前も一致しない。それでもいいのか。わからない。35年。歳月。いやだ、いやだではなく、そうなんだと受け入れること。

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コメント

水元小学校もありました。

まだあるか知りません…

さっきエレベーターで腕相撲の強いカンちゃんに会いました

また一緒に飲みたいですね

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