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書評2008◎54

小沢昭一的こころ。

 小沢昭一の対談集「小沢昭一がめぐる寄席の世界」を読む。桂米朝や立川談志、漫才の順子・ひろし、浪花節の国本武春、さらのは下座さんらとの対談集だ。一読、寄席に行きたくなりましたね。

小沢昭一がめぐる寄席の世界 (ちくま文庫 お 36-8) Book 小沢昭一がめぐる寄席の世界 (ちくま文庫 お 36-8)

著者:小沢 昭一
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 まあ、ガキのころから寄席に通い続けた見巧者の著者のこと。含蓄深い芸論が読めて楽しいです。桂小金治(知っていますか? 「お昼のワイドショー」の泣きの小金治ですよ)との対談では、芸を褒められた小金治が泣いてしまうというハプニングも。いや、ラジオでの対談を聴いているようです。面白かった。

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