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書評2008◎48

読後感爽快なり。

 いくらブックオフで買いたたかれても、新刊書を買い求めてしまうのは、やはり、面白い本を読みたいからなんだよ。さまざまな書評を読んで、良書を探し当てるのもいいけれど、書店の店先で、自分だけの嗅覚を信じて「これは、いけるはずだ」と買い求めた本が、最高の面白さだった時は、二重の意味でうれしくなるね。読書の喜びと、自分の勘の的中と。

 ブルー・ヘヴン ブルー・ヘヴン
販売元:セブンアンドワイ
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 ボックスの「ブルー・ヘヴン」、傑作です。今年のベスト10に入るだろうと個人的には思っとります。サスペンス満載、その果てのカタルシスも十分で、何より、読後感が爽快なのです。

 米国アイダホ州北部の小さな町で、12歳のアニーと弟のウィリアムは釣りに出かけた先で、殺人事件を目撃してしまう。犯人は、ロスアンゼルス市警を退職後、町に移住してきた元警官たちだ。姉弟を追う元警官たちは保安官に捜査協力のふりをし、官憲を味方につける。必死の姉弟は、倒産寸前の牧場に逃げ込み、老牧場主のジェスに助けを求めるのだが。

 実際にロスアンゼルスの警察官たちは退職後、アイダホなどに移住することを夢見る向きがあるそうだ。ゆえにタイトルも「ブルー・ヘヴン」という訳だね(原題も同じ)。

 疾走する感覚が心地よく、500ページ以上という厚さを感じさせない。まあ、作家が多分に映像化を意識している部分もあるのかもしれず、実際に映画化の話も進んでいるようではある。老牧場主にイーストウッドがぴったりなのだが、彼ももう年だ。トミー・リー・ジョーンズあたりに収まるのかな。

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